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阿部side
「どう言う事ですか！？」
「ちょっふっか！落ち着けって…」
スタッフさんに詰め寄るふっかを照が押さえる。
康二はまだ手術中で、もう何時間たったんだろうか…
もう何十時間にも感じる。
皆が祈り、無事で帰ってくる事を待っていた。
そんな時康二が収録してた番組のスタッフさんがやってきた。
「だからもしかしたらわざとなんじゃないかなって」
「どう言う事ですか？」
舘さんが冷静にそう聞くと俺達を真っ直ぐ見て言い放った。
「だから、◯殺って事だよ」
「何でそんな事が言えるんですか？」
皆スタッフさんの言葉に驚きと怒りが隠せない。
俺達を逆撫でする様に言ってきたスタッフさんに、俺は睨み付け言った。
だって、康二はそんな事する筈がない。
俺が、康二を傷付けた俺が言えた義理じゃないけど、康二は誰よりも強い。
どんなに辛くても乗り越えてきた。
誰よりもSnowManを信じて頑張ってきた。
そんな康二がそんな事する筈ない。
それに、康二は俺達を置いて行ったりなんかしない。
有り得ない。
だからそんな事簡単に言うスタッフさんが許せなかった。
怒りで握った拳がギリギリと音をたてた。
「自分から手を離したんだよ？
何メートルあると思ってる？
あの高さで自分から手を離すなんて、◯殺以外あり得ないだろ」
「どうして決めつけるんですか！」
「落ち着け佐久間！」
掴み掛かった佐久間を照が剥がす。
「何か手を離してしまうような何かがあったんだと思います。
兎に角、◯殺は有り得ないですから」
そう照が力強くスタッフさんを見て言うとスタッフさんはたじろぎ何も言わずに行ってしまった。
「クソッ」
ガンッと壁を殴ったふっか。
ズルズルと崩れ落ち俯くと微かに肩が揺れた。
「康二君…まさか…嘘だよね？」
「ラウール、康二がそんな事する訳ないだろ」
そうラウールに言い聞かせる様に背中を擦る翔太。
「俺のせいだ…」
呟いた蓮の目は真っ赤になっていた。
「俺が康二を◯殺に追いこんっ…」
「お前ふざけんなっ」
蓮が言い終わる前にドンッと壁に押し付け胸ぐらを持ち上げるふっか。
「ふっか！」
冷静な照以外は誰も動かなかった。
「俺のせいで…」
涙を溢す蓮にふっかの力が弛んだ。
その隙に照がふっかを離し、近くの椅子に座らせた。
「康二…」
手術室前にはふっかの消えそうな声と皆の啜り泣く音が響いた。
18フラグ避けで◯使ってます。
◯は自です。
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kaori(プロフ) - らんかさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月20日 12時) (
レス) id: d1a8432fb7 (このIDを非表示/違反報告)
kaori(プロフ) - kosame?さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月20日 12時) (レス) id: d1a8432fb7 (このIDを非表示/違反報告)
らんか(プロフ) - 目覚めたけど心が壊れた康二を誰が支えて幸せになるのか楽しみで仕方ありません！更新楽しみにしています(^^) (2020年11月29日 12時) (レス) id: 5ad4a06cb8 (このIDを非表示/違反報告)
kosame?(プロフ) - 更新ありがとうございます！康二君が目を覚まして良かったです！やっとめめこじに戻れる！と思ったら康二君の心が。。(TT)まためめと笑いあえて恋人に戻れる日がきます様に。。更新楽しみに待ってます！ (2020年11月29日 11時) (レス) id: 023f14ddee (このIDを非表示/違反報告)
kosame?(プロフ) - 初めまして！いつも更新楽しみに読ませて頂いています！康二君目を覚ましてほしいです(TT)続きが気になります！更新楽しみに待ってます！ (2020年11月28日 10時) (レス) id: 023f14ddee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kaori | 作成日時：2020年10月23日 23時
