東方鬼殺章[東方×鬼滅の刃]

第参拾陸話 ページ39

『えーっと…、ここで合ってるよね？』

雫「ソウダァ！」

雫が飛ぶ方向へ着いていくと、いかにも“錆びついた街”という言葉が似合う街へとついた。

家は数メートルごとにポツポツとあるだけで、鬼に全て食われてしまったのだろうかと考えるほど静かだった。

『どんな被害が出てるんだろう…。』

雫「聞キ取リ調査ヲスレバワカルゾォォ！！」

『聞き取り調査、か。』

お話を聞けるような人はいないかときょろきょろ辺りを見回すけれど、残念ながらお話どころか人さえいない。

『とりあえず、進んでみよう。』

しばらく進むと家が少なくなってきて、もうこれ以上進んでも他の街に出るだけだと思い、引き返そうとした。

一番端の家(と思われる家)にクルリと背を向けたとき、その家から“カタンッ”と物音がした。

『？！！
誰かいるんですか…？』

ポツリと問いかけてみるも、反応はなかった。

でも、確かに物音は聞こえた。

『(もしかして…鬼？)』

懐中電灯を左手に、いつでも刀を触れるように準備してから“ギィィ…”と軋む扉を開けた。

「…ぁ…」

そこには、怯えきっている子供がいた。

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最近全く更新できてなくてごめんなさい！

先日やっと定期テストが終わりまして…。

また更新できなくなったら成績悪くなったんだな、と思っていてください！


by作者

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