僕らと彼の時々非現実【2】

じゅったくんとお買い物 ページ6

青side

今日は俺の子守りの日
じゅったは、ホンマに聞き分け良いし、可愛いし、苦にならん

けど、今日だけはどうしても自分の用事がしたい
というのも、俺の好きなブランドの新作が出るから

青｢淳太、俺買い物行きたいんやけどひとりで待ってれる？｣

朝から図鑑を熟読してる淳太に聞くと

黄｢じゅった、りゅうとおかぁももいく｣

そう言っていそいそと図鑑をしまい、自分のリュックを出してきて行く気満々

青｢一緒でもいいけど、俺の服見に行くだけやで？｣

何故かその一言に、更に目をキラキラさせる

黄｢りゅうのおよぉふくいく！｣

ピンッと挙げられた手
そして、あっおトイレ行ってからと、出掛ける時のお約束を律儀に果たしにトイレへ向かった

まぁ、淳太騒がんしええか
という事で、2人で買い物にいきます

淳太の部屋に置いてるチャイルドシートと、リュックに一応着替えとおやつを入れる
車から店やから、アウターはええか

淳太がトイレを終えた所で出掛けようとすると

黄｢りゅう、ちゅとっぷね！｣

って、変な走り方で部屋行って、わんちゃんを連れてくる

青｢ちゃんと自分で抱っこしとける？｣

黄｢あい！｣

再び綺麗にピシッと手をあげるから、わんちゃんのぬいぐるみも参加決定

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