僕らと彼の時々非現実【2】

じゅったくんとお買い物 ページ8

青｢こんにちはぁ｣

馴染みの店やから、そう言いながら入ると

黄｢おまましましゅ｣

と、ちゃんと挨拶する淳太
抱っこから降ろしても、ウロウロしたりせず横にピッタリ引っ付いてる

｢あっ、いらっしゃい！新作見に来てくれたん？｣

仲のいい店員さんが出てきてくれて接客してくれるんやけど

｢えっ、この子、流星くんの子？｣

淳太を見て聞かれる…うん、聞かれると思ってた

青｢ちゃうよ、親戚の子。ほれ、じゅったご挨拶は？｣

黄｢…じゅったれす。こんちちはぁ｣

わんちゃんギュッて抱きしめながらしっかりご挨拶出来ました

｢おぉ！かしこいなぁ！じゅったくん、いらっしゃい｣

褒められて嬉しそうな淳太
さっそく新作を見せてもらったんやけど、

青｢うわぁ、全部ええなぁ。ちょっときてみていいっすか？｣

試着させてもらうことにして、

青｢淳太、ここ座って待っててくれる？｣

試着室の前の椅子に淳太を座らせる
1着目を着て外に出ると

黄｢りゅー、かっこいー！｣

ってパチパチちっちゃい手を叩きながら褒めてくれる
これ、全部やってくれるんちゃう？
そう思って2着目を着ると

黄｢んー、ちあう！さっちのほうがいいよ！｣

やって
小さなってもオシャレさんなんやな

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