僕らと彼の時々非現実【2】

はじめてのおつかい ページ46

緑side

淳太が子どもになった時ようの、ミッキーの首から下げる小銭入れに1000円を入れ、一応買い物のメモも入れる

黄｢よち！かみちゃ、じゅったじゅぅびれちた！｣

自分のお部屋に行って、犬耳付きモコモコジャンバーを着て、リュックを背負った淳太登場

緑｢自分で着たん？えらいなぁ｣

頭を撫でてやると、嬉しそうに気持ちよさそうに擦り寄ってくるのは、犬やのに猫っぽい
今度猫耳のも買おう

黄｢おしゃーふくらしゃい｣

淳太の首に財布をかけてやる

緑｢この中に1000円1枚と、忘れた時の為に買うもののメモが入ってます｣

黄｢じゅった、おぼえてる！とりにくといちご！｣

緑｢おっ！完璧や！｣

でた！ドヤ顔。可愛いなぁ

橙｢淳太くん、お外のお約束覚えてる？｣

心配そうに聞く照史に、ドヤ顔のまま

黄｢はちっこあるちましゅ、しげとじゅったのとちはとまりましゅ、ちらないひとにちゅいていちましぇん｣

ん、完璧。赤と黄色をしげと淳太で覚えてるの可愛いよな

黄｢じゅった、いってちましゅ！まっててね｣

そう言って玄関に行き靴を履く

黄｢いってちまー！｣

元気に歩いていく淳太のリュックからは、ぬいぐるみのジュエルちゃんが顔を出していた
やっぱり不安なんやろうな

はじめてのおつかい→←はじめてのおつかい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す