森の奥のお家

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ここはある星の小さな島国にある、自然豊かな森にポツンとある1軒のおうちのさらに奥
誰も立ち入らないような洞窟

濱照｢｢ただいまぁ｣｣

｢｢｢おかえりぃ！｣｣｣

｢遅かったやん、なんかあったん？｣

｢ちょっ、のんすけ痛い痛い！｣

家とは呼べない薄暗い洞窟の中、賑やかな声が響きます

｢こらっ、のんちゃん！濱ちゃん困らせたらあかんでしょ｣

照｢もんちぃ、ただいまぁ｣

神｢あっくん、おかえりぃ。…あれ？食材は？｣

そこで照史くんは、やっと気付きました

照｢あーーー！｣

その声にビックリして皆が照史くんに視線を集めます

照｢濱ちゃん…買い物忘れた…｣

濱｢あっ！｣

2人はそっと、神ちゃんの顔を見ました
それはそれはニコニコと綺麗に笑っています

神｢ん？2人は何のために街に行ったのかな？｣

神ちゃんの後ろには、洞窟の暗さに負けないくらいの真っ黒なオーラが見えます

濱照｢｢ごめんなさい！すぐ買ってきます！｣｣

そう言うと、一目散に街への道を駆け出しました

｢忙しないなぁ！ほんっま困ったヤツらや｣

神｢しげ！放りっぱなしのおもちゃ片付けて！｣

重｢はいっ！すみません！｣

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