僕らと彼の時々非現実

ジャニーズWESTとじゅったくん ページ7

紫｢淳太！｣

声のする部屋に入ると、ベッドの上で布団抱えて泣いてる小さな淳太がいた

黄｢はぁちゃ…はぁちゃー｣

俺に気付くとベッドで立ち上がって俺に両手を伸ばす
そのまま軽い体を抱き上げてやると、俺の服をしっかり握って顔を埋めてｸﾞｽﾞｸﾞｽ泣き続けている

紫｢淳太ぁ、寂しかったなぁ。遅なってごめんなぁ｣

背中をとんとんしながら出来る限り優しく声をかけると、俺の服との間に鼻水を伸ばしながら

黄｢じゅった、さみちかったぁ｣

素直な彼の言葉
普段なら出てこないであろう言葉
あぁ、可愛いなぁ

お鼻拭いてあげようと、ベッドに座らせようとすると

黄｢やぁ！はぁちゃ、らっこぉぉぉ｣

ってまた泣き叫ぶから、抱っこしたままお鼻ちーん

紫｢淳太、今日は一緒おるからな。もうえんえんおーしまい｣

それでも、ぎゅっと服を握る手は離れない
俺、求められてるっ！って浸ってたら

ｶﾞﾁｬｯ

橙｢淳太くぅん、おるぅ？崇裕おる？｣

玄関が開いて照史の声
その瞬間、淳太にそんな反射神経あったか？ってくらいのスピードで俺の腕からストンって降りて玄関にダッシュ

黄｢あっくぅ！あっくぅ！あっくぅぅぅ！｣

橙｢あら、じゅったくんになってたか｣

そう言って抱き上げた照史と、ニコニコの淳太
俺タイム終了

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