僕らと彼の非現実

8 紫 ページ8

赤｢俺仕込んでへんからな！なかぁじゅったいうから、淳太の名前に似てるなぁって呼んでみたら返事したんやって！｣

必死にイタズラじゃないと主張するしげ
それでも、信じられない他の5人…
だって、コナンの世界じゃあるまいし大人が子どもになるなんてありえへんやん

桃｢ん〜、でもさあれなんよなぁ…雑誌とかに載せた淳太の小さい頃の写真に似てるんよなぁ｣

橙｢そんなもん親戚やったら似るんちゃう？｣

神｢親戚って言うても、淳太くんから聞いたことないけどなぁ｣

皆で話し合ってると、ｶﾞﾁｬｯっと扉が開いて流星に抱っこされたじゅったくんが大きなペットボトルを抱っこして帰ってきた

青｢はい、到着｣

黄｢ありっとっ｣

床に降ろしてもらうと、ペコッとお辞儀してお礼をいう
しっかり礼儀を教えられてる子なんやなぁ

そんな事を考えながらじゅったくんを見てたら、重そうにうんしょうんしょとペットボトルを持ちながらこっちに歩いてきた

黄｢あーてーてぇ｣

目の前に止まったじゅったくんからの可愛いお願い

紫｢おっしゃ、にぃちゃんが開けてしんぜよう！｣

じゅったくんからペットボトルを受け取ると、座っている俺の膝に両手を置いて期待の眼差しに捕えられた

9 紫→←7 青

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