僕らと彼の非現実

22 橙 ページ22

あれから、ご飯食べてゴロゴロ
お昼ご飯は昨日のカレー食べて
リビングに差し込む日の暖かさにウトウトしてて、そしたら夕方

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

チャイムが鳴って目が覚めた

橙｢はい…｣

桃｢お待たせー！準備出来てる？｣

望やん…あっ！淳太くんのお世話係交代や！

明日は俺仕事やから、夕方に望が迎えに来るんやった…すっかり忘れとったわ…

橙｢ちょっ、上がって待ってて｣

玄関まで行って招き入れると、

桃｢もぉ！昼寝しとったやろ！｣

ってぷりぷり言いながら中に入っていく望

桃｢おっ、淳太くんおはよー｣

昼寝から目覚めたらしい淳太くん抱っこして声をかけてるけど、淳太くんまだボーッとしてる

黄｢あきちょ…らっこ…｣

こちらに手を伸ばすけど、淳太くんのおもちゃとかまとめなあかんから

橙｢ちょっとのんちゃんに抱っこしてもらっててなぁ｣

っていうて、トランクを取りに行く
全部詰め終わって淳太くん見たら、望に抱っこされながらこっちをじーっとみてた

橙｢望、お待たせ！淳太くん抱っこするから、これ持って！｣

トランク渡して淳太くん抱っこしたらギュッてしがみついてきて、胸に顔を埋めてくる

橙｢淳太くん、いこうなっ｣

頭撫でて、地下の駐車場まで抱っこ
マネージャーの車に到着した

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