愛する僕らのマンネ

41 うぎょる ページ42

.





あの後うるさい人達とは別れ
本格的に夫……のグクと撮影開始 。


" 夫 " の響きに違和感を覚える

まさかグクに言う日が来るとは




「 急に住むんですか？ 」


カメラ「 今日から夫婦なので 」



これからお世話になる家はというと
シンプルだけどしっかりとした造りの家

まさかグクが夫として一緒に住む事になるとは



JK「 って言っても既に一緒に住んでるけど 」


「 あんまり普段と変わらない気が 」


カメラ「そうですか？一緒に寝たり…とかは 」


JK「 寝たりはした事ないです笑 」


CM「 なら初めて共にする初夜ですね笑

これからここが中心の生活になるので
今日は家でゆっくり過ごしてもらいます 」


JK「 …どうする？ 」


「 うーん…何かする事あったかな 」


これからの予定すら決めていないのに
この後の予定なんてもっとわからない 。

さて 、初日の夜何をしようか


JK「 じゃあご飯作って 」


「 さっき食べたじゃん 」



……ついさっき皆でお肉食べましたよね？


いつもの事だけどジョングクの異次元な胃の大きさには驚く



JK「 あれは別 。

ヘリョナのご飯じゃないと腹一杯にならない 」


「 嘘付くのは寝言だけにしてー 」


JK「 いいからー作って 」


「 はぁ………いいけど冷蔵庫に何かあるの？ 」




作るのはいいけど
ウギョル初日で物も何もない状態で
冷蔵庫に食材自体あるのかの話 。



半分諦めで冷蔵庫を開けた



………えっ！ある！！


……って卵しかないじゃん



冷蔵庫を開けると無駄にズラリと並べられた卵達



……調味料も限られてるし
卵これでもかっていうぐらいあるし

( まぁ毎日卵料理なら問題はないか ) ←



JK「 何かあったー？ 」


「 ……あったけど卵しかない 」


JK「 卵？ 」




一つの卵を取って見せると
グクもキッチンの周りに何かないか探しだした


私も何かないかと身の回りを探す




逆に何で卵があったかは謎 。

韓国の冷蔵庫に卵って……中々見ないですけど笑



JK「 ヘリョン 、米！米があった 」


グクの方を向くと片手で持ち上げている米 。


「 でかしたー！！これなら何とか作れる 」


JK「 任せた 」


……用が済んだら居なくなるのね笑






まぁいい……

あの料理ならこの卵と冷蔵庫にある物で作れる




っ……おもっ……

ズシンと来る重み


こんな重い米を片手で持つなんて
さすが怪物ジョングク ←



.

42 うぎょる→←40 うぎょる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す