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「 怒ってる? 」


YG「 … 」

問いかけた言葉に返事はなく
ただ難しい顔をしてパソコンから手を離さない





あの後事情を話して
出演したい事をオッパ達に話すと
納得はしていないものの許可が下りるまで説得は出来た
ユンギオッパはかなりご立腹 。





「 って言っても番組上の結婚だし

ほぼ台本だし演技してると変わらないよ 」


YG「 そんなの分かんないだろ

相手が本気になったらどうすんの? 」


「 なっても私が本気じゃないから笑 」


YG「 だけど 、 俺のAが… 」


急に小さくなった声



でた…………オッパのシスコン笑



「 心配しなくても男で親しいのはオッパ達だけだよ

終わればそれっきり 」


YG「 ……今言った約束絶対だぞ?

破ったら相手の奴ただじゃおかない 」


「 ありがとうオッパ!!! 」


YG「 ふんっ 。俺は絶対見ないけどな 」


「 見ない間にイケない関係になってるかもね? 」


YG「 っ! 」


あからさまに焦る顔


「 嘘だって笑

機嫌は直った? 」


YG「 からかうのも大概にしろ 。

そもそも何も怒ってないだろ…… 」


嘘だと伝えると安心した表情のオッパ




一日はかかると思っていた説得が
この数分で許しを貰えたのは予想外 。




「 ごめんねオッパ作業中邪魔して 」


あの後すぐ帰って作業室に入ってた所を
何も考えず追いかけて来て作業中の所話しかけてしまった

( 作業してます感出して実は怒ってたなんて言えない by ユンギ )


YG「 Aはいつでも来いって言っただろ 」


なぜか自分で言って恥ずかしくなってるオッパ


「 www自分で言って照れてどうするの 」


YG「 ……からかうなら出ていけ 」




照れ隠しで八つ当たりですか笑


いつもこう言われたら謝るけど


あえて


「 じゃあ行くね 」


自分の部屋に戻ろうとしてドアに手を掛けた


YG「 は? 」


今のたったの数秒で立ち上がってきて服の裾を掴まれた


「 服離して 」


YG「 …どこ行くんだよ 」


「 だってオッパが出ていけって 」


YG「 行くな 。傍にいろ 」


「 はーい笑 」


YG「 …何笑ってんだよ 、気持ち悪いな 」


「 何でも?笑 」


YG「 変なやつ 」





気持ち悪いとか言っておきながら
ニヤケてるオッパの方がよっぽど気色悪い笑

口では色々言っても喜んでる感情が
表に出ている事はあえて教えず私だけの秘密





この後オッパの作詞作りを手伝いながら
夜が明けるまで作業は続いた 。



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作者名:ラビット | 作成日時:2016年2月10日 1時

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