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新番組の企画で男女アイドル分かれての収録 。
一応この中では紅一点なわけで先に収録を終えて
オッパ達が終わるまでマネオッパと二人きり 。
MN 「 ……そういえば目通しとけ 」
マネオッパが何故か隠すようにして
ずっと持っていた紙を渡してきた 。
「 …私うぎょるやるの?! 」
そこには一行目から大きく
" 私たち結婚しました " の文字
MN「 いやまだ " 仮 " 。
カップルがどんどん降板してるから
次の候補としてどうだって 」
「 ……相手は? 」
MN「 まだそれも仮だ………どうする?出るか? 」
「 うーん 」
……はっきり言ってウギョルには興味ない
この番組の出演の話は何回か来た 。
何故かその度話がなかった事になってる事が多かったけど笑
制作者さんもよく懲りないよな…… ←
「 ……少し考える 」
MN「 じゃあ決まったらまた教えてくれ
じゃ俺は用があるから 」
「 この話オッパ達には秘密だよ! 」
後々面倒だから
MN「 分かってるよ笑
じゃあな 」
パタッ
うーん 、、、どうしよう 。
近くにあった椅子に座り
紙に書かれた内容を隅々と見る
ウギョルに出るのが決まって心配なのは
結婚する相手がこんなやつなのが
申し訳なくて中々OKとも言えない 。
TH「 収録終わったあああ 」
「 わっびっくりした…… 」
詳細の書かれた紙をずっと眺めていたら
読む事に気を取られてオッパ達が戻って来たのに気付かず
テテオッパに抱き付かれて我に帰った 。
咄嗟に紙を椅子の下に隠した 。
JM「 一人で寂しがってたんだろお〜? 」
SJ「 パン買ってきたよ 」
「 わあ!パン!!!食べる食べる 」
見せびらかされたパンに気を取られ
勢いよくその場から立ち上がった
カサッ
その瞬間下に置いていた紙が落ちた 。
TH「 何か落ちたよ 」
いちばん近くにいるテテオッパが紙に手を伸ばした
YG「 、、何これ 」
ヤバッ
目を通す前に止めようとした時には既に遅かった
少しずつ顔が険しくなる
ユンギオッパに目を逸らした 。
YG「 ウギョル出るのか? 」
「 …まだ出ませんか?っていう段階で
どうしようかっていうか何というかあはっあはは… 」
この後の反応が恐ろしくて上手く言葉が出ない
TH「 ウギョル前断ったじゃん!! 」
「 またオファー来たみたい……苦笑 」
JK「 、、、」
その時グクの顔が曇ってるように見えた
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作者名:ラビット | 作成日時:2016年2月10日 1時