五十二話 ページ5
ちょっと気まずい
でも、それ以上に
オールマイトと
こうしていられる事に
感謝している
…正直嬉しい
しばらくして
緑谷君が来た
同じく座るよう促され
私の隣に座る
オ「いろいろ大変だったな
近くにいてやれず
すまなかった」
私は話さず、二人の会話を
静観していた
…んだけど…
オールマイトが、
人差し指をなめたのを見て
…キュウってなって
真顔が、崩れそうになった
たかが血をなめる真似を
しただけなのに
胸がドキドキした
…何かの病気かもしれない
少し、暑い
しかし、あの名前を
聞いた瞬間に
暑かったものが冷める
…適正者…
個性の変異…
後者の変異が
なかったのが
不幸中の幸いだ
緑「オールマイト
ワンフォーオールについて
わかったんですが
神園さんがここにいる
ってことは、
神園さんも関係があること…
なんですよね」
オ「あぁ…入学する前に
言ったよね
数年前、ヴィランに
囲まれていた所を
私が助けたって」
「…私がその
オールフォーワンの
実験体よ」
緑「えっ！！」
「実際に、私は
『無理やり埋め込まれた』」
緑「…っじゃあ
神園さんの個性は…」
「『磁力』は
私が元々持っていたものだから
関係ないよ
そして、入れられたものは
適正者がおらず、次々と
意識をなくして…
こうして自我を持ってる私は
…彼にとって『完成品』…
幾人ものの死体を作り
やっとできた器だった」
オ「その器が、逃げてしまった
向こうにとっては
かなりの痛手を受けた」
緑「それだけ深刻な個性を…」
「幸い、個性が混ざらなかったことに
感謝してるよ」
混ざっていたら今以上に
大変なことになっていた
「いうなれば、
『最悪最凶の個性』だね
だから、使いたくなくて
隠してきた」
緑「…」
「また、それについては
時が来れば教える…
ワンフォーオールについて
話していただいたばっかりで
混乱しちゃうからね」
私の過去も
話す時が来るのも
そう遠くはないだろうな
オ「君はいつか奴と…
そういう巨悪と
対決しなければならない
…かもしれん
酷な話になるが」
緑「オールマイトの頼み…
何が何でも応えます！
貴方がいてくれれば
僕は何でもできる…
できそうな感じがします！」
…オールマイト…
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スプラン(プロフ) - 蒼いイルカさん» コメントありがとうございます！返信遅れて申し訳ありません（汗）私自身文才力がないので不安でしたが、そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも少しずつですが、更新させていただきますね！ (2017年10月8日 23時) (
レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼いイルカ - はじめまして！蒼いイルカと申します！小説読ませていただきました！！オールマイトが好きで、こういう二人の関係がすごくいいなと思いました！主人公とオールマイトの会話もとても好きです！続き楽しみにしています！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: e72557d35c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！感情移入してくださるとは…！嬉しい限りです！毎日更新できず、申し訳ありません（汗）今日から三日間は時間があるので、できる限り続きを書かせていただきますね！ (2017年9月16日 19時) (レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 主人公がオールマイトへの嫉妬をぶつけているシーンで涙が出ました。続き、楽しみにしています！ (2017年9月16日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年9月7日 1時
