八十二話 ページ35
早くいかないと…
『A組B組総員！
プロヒーロー
イレイザーヘッドの名において
戦闘を許可する！』
あ、許可ないとダメだったのか
やらかしたな…
あー、この個性どうしよ…
もういらないよ
「もう返すね
中々だったよ」
死にかけで
当分動けないけどな
…はぁ、本当に
使うつもりなかったし
嫌いなんだけどな…
予行練習と思って
切り替えよう
『生徒のかっちゃん！
そして神園さんは戦闘を避けて！
単独では動かないこと！
わかった！？』
「ぶはっ！！」
かっちゃんて爆豪君の事よね！？
すごく違和感なんだけど！
そして、すでに私は
単独行動をしている時点で
アウトだ
「でもなぜ爆豪君？」
私はまだわかるが
彼を捕まえる理由はない筈
「とにかく急いで合流しよう」
高い場所からだと一望できるから
ある意味幸いだったな
あ、あそこで木が倒れている
とりあえずそこに行けば…
助走をつけてジャンプする
下手したら死ぬが
体が覚えているので問題ない
木をうまく使い
ソフトに着地する
数分かかったが
そこには緑谷君と
障子君がいた
「緑谷君！障子君！」
あれ、奥にいるのは…！？
緑「神園さん！
無事だったんだね！」
「ええ、何とか！
彼いったいどうしたの！？」
障「俺のせいだ…」
一部始終を聞き
これからを考える
「なるほど…
緑谷君ならどうする？」
緑「僕ならどちらも助けたい…！」
実際さっきみたいに
奪ってしまえば抑えられるが
皆に見られたくないので
穏便に済ませられる
緑谷君の意見に乗ることにする
＿＿＿＿
そして現在
無事轟君と爆豪君に
合流できた
…そして、私と爆豪君は
安全な位置へ配送となる
はずだった
一瞬目の前が暗くなり
瞬きしたときには
私と爆豪君と
常闇君が
敵に捕まってしまっていた
瞬く間に連れ去られる
悔しいがこの状況では
さすがの私でも
脱出することは不可能だ
…また戻ってしまうのか
いや、信じよう
大丈夫、彼らが
ヒーローたちが
助けに来てくれるはずだ
そしてワープする手前
緑谷君たちが来た
せめて爆豪君と
常闇君だけでも…！
とはいえ、
私だけ左ポケットに
入れられ、状況が分からない
緑谷君の声がする
どうやら私を探しているようだ
私以外の人はどこにいるか
わかったのだろう
もう私の事はいいから
二人を助けてやってほしい
そのまま意識を落とした
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スプラン(プロフ) - 蒼いイルカさん» コメントありがとうございます！返信遅れて申し訳ありません（汗）私自身文才力がないので不安でしたが、そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも少しずつですが、更新させていただきますね！ (2017年10月8日 23時) (
レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼いイルカ - はじめまして！蒼いイルカと申します！小説読ませていただきました！！オールマイトが好きで、こういう二人の関係がすごくいいなと思いました！主人公とオールマイトの会話もとても好きです！続き楽しみにしています！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: e72557d35c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！感情移入してくださるとは…！嬉しい限りです！毎日更新できず、申し訳ありません（汗）今日から三日間は時間があるので、できる限り続きを書かせていただきますね！ (2017年9月16日 19時) (レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 主人公がオールマイトへの嫉妬をぶつけているシーンで涙が出ました。続き、楽しみにしています！ (2017年9月16日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年9月7日 1時
