八十一話 ページ34
「貴方が、この子の
両親を殺したのね」
マ「あぁ？綺麗なお嬢ちゃんじゃねぇか
いいねぇ」
「…緑谷君、大丈夫？」
緑「神園さん！」
マ「神園…？
あぁ、お前か
一人見つけた」
「…なるほど」
目的は私か
マ「ついでに聞くんだけど、
爆豪ってガキはどこだ？
一応仕事はしなくちゃなぁ」
「知らないわ」
マ「じゃあ、遊ぼう！」
瞬間、足が飛んでくる
まずい
ぎりぎり躱す
「…なぜ、殺すために
個性を使うの？」
マ「楽しいからだよ！
この高揚感！
たまんねぇ！！」
「もし、『その個性がなかったら』
貴方どうするの？」
マ「今あるからこうなってるんだ！
ははっ、楽しいなぁ！！
こんなによける人
いなかったぜ！！」
あの緑谷君が
ボロボロになるぐらいの筋力
…個性が筋繊維を作るぽいな
緑「すごい…！」
「緑谷君、早くその子をもって
逃げて！！」
緑「でも！」
「私は大丈夫だから！」
緑「…ごめん！」
良し…！！
これで、私の秘密を守れる
改めて状況を思考し
やっぱりと思う
『こいつは力を持つにふさわしくない』
『私だったら』
『もっといいことに』
『『ほしい』』
「ねぇ…『頂戴？』」
マ「はっ？！」
私の指が変形し
人殺しの体を突きさす
そうして腕に筋繊維を
作り出す
マ「何が一体どうなって」
「ほら、楽しい時間の
始まりだ」
『この力』を使いたくはなかったが…
恍太君の痛みを
思いしれ
マ「なんで『個性が使えない』！？」
「はははっ！！」
思い切り殴る
吹っ飛ぶが追い打ちをかけていく
マ「てめぇ！いったい何をした！？」
「何って…『もらった』んだよ
貴方の個性をね…
いらないでしょ？」
マ「返せ！！」
「私の方がこの力を扱える…
貴方みたいなくずよりも」
だからさ
「死んでよ」
「『お互いやりたいことやった結果』
なんでしょ？」
「なら、私も
やりたいことやるだけだからさ」
マ「その目…！
結局一緒じゃねえか！」
「あんたより、殺した数は多いわねぇ…
だから何？…あぁ、そっか
『死人に口なし』ってね」
殺さないけど
急所を外して
動けない程度にやる
返り血が体について
猛烈な鉄の匂いに
むせかえりそうになる
「…さてと、皆の所へ行かなくちゃ」
先生、私
本当はこんな性格なんです
優しくなんて…ないんですよ
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スプラン(プロフ) - 蒼いイルカさん» コメントありがとうございます！返信遅れて申し訳ありません（汗）私自身文才力がないので不安でしたが、そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも少しずつですが、更新させていただきますね！ (2017年10月8日 23時) (
レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼いイルカ - はじめまして！蒼いイルカと申します！小説読ませていただきました！！オールマイトが好きで、こういう二人の関係がすごくいいなと思いました！主人公とオールマイトの会話もとても好きです！続き楽しみにしています！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: e72557d35c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！感情移入してくださるとは…！嬉しい限りです！毎日更新できず、申し訳ありません（汗）今日から三日間は時間があるので、できる限り続きを書かせていただきますね！ (2017年9月16日 19時) (レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 主人公がオールマイトへの嫉妬をぶつけているシーンで涙が出ました。続き、楽しみにしています！ (2017年9月16日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年9月7日 1時
