七十三話 ページ26
そして、林間合宿当日
バスに乗って
その場所に移動する
皆が好き勝手に話をしている
とても楽しそうだ
そして長距離の為
私は一番前の席に
相沢先生と座っている
相「お前酔うんだな…」
「こういう乗り物は
慣れてませんので…」
実をいうと
インターンの時に
長距離を乗り物を使って
移動したとき
気持ち悪くなって
はいてしまっていた
それ以降
長距離走るときは
酔い止め薬という
優れものを使っているが
先生が前側の方が
酔いにくいからと
隣に座るよう促してくれた
相「…一時間後に一回止まる
そのあとはしばらく…」
「…はぁ」
全然聞いていないな…
まぁ、知らない
相沢先生と目を合わせ
同じタイミングでため息をこぼす
すると相沢先生が
頭を撫でてくれる
…うむ、
中々の気持ちよさだ
相「…これから
大変だぞ」
「そうですね…
がんばります」
頭撫でるのが激しくなり
髪の毛が乱れる
「ちょ！
先生髪の毛が…」
相「悪い」
あ、先生笑ったの
初めて見た
櫛で髪を梳いていたら
バスが止まった
どうやらここからが
本番らしい
そして現れたのは
ネコみたいな二人と
少年が一人
プッシーキャッツ
というヒーロー達らしい
そして目的地は目の前の
山のふもとだ
クラス皆の動揺が激しい
そりゃそうだ
私以外こうなることを
知らなかったのだから
さぁ、行こう
一番手に
私が飛び出す
緑「！」
爆「あいつっ！」
「お先〜」
バスよりこちらの方が
私にとって好都合
岩の塊を砕き
持ち前の運動神経で
森を難なく抜けていく
森と個性の相性は
それほど良いわけではないので
許可があろうとなかろうと
私には関係ないのだ
あ、見えた
あれがふもとの合宿先か
到着するが
誰もまだ来ていない
…私間違えた？
ピ「おやおや？早いね君！
私たちより早く着いちゃってる！」
相「あー、まぁ
こいつは色々と
特殊でな…」
「相沢先生
買いかぶりすぎですよ…」
暗闇の中に
随分いたせいか
視野がとても広く
はっきり見えるだけだ
相「実際にプロヒーローに
匹敵するポテンシャルを持っている」
ピ「へぇ！そりゃたまげた！
もしかすると
世界を争う人物に
なりかねないね！！
今のうちにつば付けとこ！」
「うわっ」
あれこれ話をしていたら
皆が次々とこちらに
着いてきた
「…気になったんですけど
その子どもは？」
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スプラン(プロフ) - 蒼いイルカさん» コメントありがとうございます！返信遅れて申し訳ありません（汗）私自身文才力がないので不安でしたが、そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも少しずつですが、更新させていただきますね！ (2017年10月8日 23時) (
レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼いイルカ - はじめまして！蒼いイルカと申します！小説読ませていただきました！！オールマイトが好きで、こういう二人の関係がすごくいいなと思いました！主人公とオールマイトの会話もとても好きです！続き楽しみにしています！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: e72557d35c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！感情移入してくださるとは…！嬉しい限りです！毎日更新できず、申し訳ありません（汗）今日から三日間は時間があるので、できる限り続きを書かせていただきますね！ (2017年9月16日 19時) (レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 主人公がオールマイトへの嫉妬をぶつけているシーンで涙が出ました。続き、楽しみにしています！ (2017年9月16日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年9月7日 1時
