六十三話 ページ16
「だから、貴方に心の底から
感謝しているんです」
オ「！」
ぎゅっと
抱き返してくれる
オ「ふがいない教師で
ごめんね…
ありがとう…！！」
「こちらこそ、
教師になってくださり
ありがとうございます」
震えている…少しでも彼の
罪悪感を除けられただろうか
私は、貴方の役に
たてているのだろうか
「…最近
抱きしめるの多いですね」
オ「あっ！
ごめん！！」
べりっとオールマイトが
肩をつかみ私をはがした
オ「やっぱりおっさんと
抱きしめあうなんて
嫌だよね！！」
「？なぜそうなったんですか」
オ「そういう意味じゃ
なかったのか？」
肩を掴まれたまま
逆に質問してくる
「…全然違います」
オ「！君、
鳥肌すごいよ！？」
「！！
…あっ肩…
トラウマがあって」
オ「！？
ごめんねっ！」
昔から肩に手を置かれてきた
その手を思い出しては
恐怖に陥る
爆豪君の時だってそうだ
あの時は無意識とはいえ
盛大にやらかした
でも、なんでだろうか
オールマイトに肩を触られても
そこまで嫌悪感は来ない
「いえ、お気になさらず」
オ「今日は君を
辛くさせるばかりだな…」
あぁ、また落ち込んでいる！
…少し気が引けるが、
提案しようか…
「そう思うのなら…
今日は、甘えさせてください」
オ「え？」
「私のお世話…断り続けましたけど
甘えたい気分なんです
貴方がしたいように
私を扱ってください」
オ「A少女！？
なんだってそんな風に…」
「貴方が辛そうだから」
オ「！」
「なら、どうしたら
貴方が気が楽になるか考えたら…
私が楽しくなれば
楽になるんじゃないかなって…
そして、私が一番楽しくて
嬉しいのはオールマイトと
お話しすることです
…嫌ですか？」
オ「とんでもない！
私としては嬉しいというか…」
「では、お言葉に甘えます
…仕事終わってご飯でも
食べに行きましょうよ
行きつけのお店、
連れて行ってくださいね」
私は微笑みながら
そう言った
オ「…わかった」
あれ、オールマイト
顔が赤い…？
緑谷君と反応が似ている
慣れてない？
いやいや、そんなまさか…
オ「もうこんな時間か
呼び出してすまないね
ありがとう」
「気にしないでください
では、連絡待ってますね」
オ「早めに終わらせるよ」
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スプラン(プロフ) - 蒼いイルカさん» コメントありがとうございます！返信遅れて申し訳ありません（汗）私自身文才力がないので不安でしたが、そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも少しずつですが、更新させていただきますね！ (2017年10月8日 23時) (
レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼いイルカ - はじめまして！蒼いイルカと申します！小説読ませていただきました！！オールマイトが好きで、こういう二人の関係がすごくいいなと思いました！主人公とオールマイトの会話もとても好きです！続き楽しみにしています！ (2017年10月3日 20時) (レス) id: e72557d35c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！感情移入してくださるとは…！嬉しい限りです！毎日更新できず、申し訳ありません（汗）今日から三日間は時間があるので、できる限り続きを書かせていただきますね！ (2017年9月16日 19時) (レス) id: deb731a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 主人公がオールマイトへの嫉妬をぶつけているシーンで涙が出ました。続き、楽しみにしています！ (2017年9月16日 17時) (レス) id: 5e4d9538d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年9月7日 1時
