四十二話 ページ44
光が目の前にいた
とても綺麗で手を伸ばす
でも、その光は手を伸ばせば
離れていく
どうしてもほしくて
必死に追いかける
苦しくて止まったら
光も止まる
目の前にあるのにつかめなくて
すごく、悔しかった
ふと、足に何かが絡みつく
驚いて振り向いたら
足元には底が見えない闇が広がり
私を飲み込もうとした
いくらあがいても
体が沈んでいく
個性も使えなくて
足掻くしかなかった
苦しい、助けて
そう心の中で願ったら
私の目の前にいた光が
私をかばうかのように
闇の中へ入りこみ
そして…
「うわぁあ！！」
見慣れない天井だった
夢だったのか
「…嫌な夢」
起きてしまってから
その夢があいまいだ
このモヤモヤも嫌だった
オールマイトは
今日も学校なのかな…
先生だし、仕方ない
ふと思ったのだが
なんでベットが二つあるんだ？
前に一緒に住んでいた人が
いたのだろうか？
「にしても新品だったし…」
そう、全く使われて
ないほどに綺麗だった
「今思えば何たる失言…！！」
暴言の数々
箍が外れて言うつもりがなかった
こともボロボロ出て…
最後には子どもみたいな
甘え方…
結論
『罪悪感と嫌悪感』
…とにかく、
リビングに行こう
＿＿＿＿
あ、置き手紙だ
「『おはよう！
よく寝られたかな？
朝ごはん作っておいたから
食べるように！
帰る前には戸締りと鍵
よろしくね』」
乙女！
グリュルルル…
「いただきます」
うまっ…
さすがですオールマイト
目標が高くなるが
向上心を刺激してくださる
「お礼にできること…」
そうだ、寝れなかった時の分を
含めて今日はお掃除と
夕ご飯の支度をさせていただこう
よし！そうと決まれば
すぐにとりかかろう
ご飯をかき込み
お皿をあらう
バイトしててよかったと
改めて思う
経験が物を言うとは
まさにこの事だ
隅々まで美しく！
クリーニング屋での
洗濯もののノウハウを生かし！
スーツをシミ一つなく！！
スーパーなどで下積みでやった
モップ！雑巾！ゲ○落ち君！
ごみは分別！
はみ出ないよう二重に！！
おららららぁ！！
＿＿＿＿＿＿
…ふぅ
終わった…
時刻は４時
一日でさらにピカピカになるとは…
きっと驚くだろうなふふふ…
それだけではない
掃除することで
あらゆる場所の筋肉を使い
いじめたのだ
「あとは…料理か」
これは少し…
気を引き締めなければ
料理の腕は
からきしなのだから！！
というか、趣味程度
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にゃん - 相澤が相沢になってますよ！(*^-^)ちなみに五話です！ (2018年8月29日 22時) (
レス) id: 81fa45cb82 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ(プロフ) - 15ページですよー (2018年4月13日 2時) (レス) id: e587d4ad36 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 子ねこさん» 御返事遅くなりました汗教えていただきありがとうございます！おこがましいとは思いますが、何話目だったかなど教えていただけたら助かります(;´Д`)ﾄﾞｷﾄﾞｷ (2017年12月22日 3時) (レス) id: 91f833e93d (このIDを非表示/違反報告)
子ねこ(プロフ) - まだ直ってないですよーｗｗｗｗ (2017年9月18日 22時) (レス) id: c1c8e0d2e6 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - ご指摘ありがとうございます(>_<;)迅速に対応させていただきます！ (2017年9月1日 19時) (レス) id: 91f833e93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年8月27日 0時
