四十話 ページ42
洗いざらい話した
嫌われるかもしれないって
ずっと思っていたのに
むしろ申し訳なさそうに謝り、
言ってくれたことに感謝された
私の事も、特別だって
言ってくれた
こんなに幸福なことって
あっていいのだろうか？
あとからツケが来そうで怖い
オ「どうした？A少女」
「いや、こんな嬉しいことって
無かったから…
次どん底に落とされるかもとか
まさかの夢落ちだったりとか…」
オ「ナンセンスプリンセスだね！」
「えっ」
オ「そこはポジティブに
考えるんだよ」
心なしか
オールマイトも嬉しそう
オ「ね？言えば解決する
話だったでしょ？」
「うぐっ…」
確かに彼の言ったとおりだったし
私の杞憂だった
オ「今日は存分に甘やかすからね！」
「はひっ…」
ぎゅっと
抱きしめられる
そして、この体制である
さっきはごちゃごちゃしてて
忘れていたが、これはまずい気がする…！
てか、私が恥ずかしい！！
「オ！おおぉお
オールマイト！
離してください！」
オ「なんで？」
「あのっ！
はっ…恥ずかしいです…」
小声でオールマイトに
訴える
そういうと一時固まって
現状を理解したようだ
オ「ご！ごめんっ！！」
バッっと離し
やっと解放された
心なしか
体が震えている
オ「おじさんにこんなことされて
ほんと嫌だったよね！！」
チクっ…
「なんで、そう思うんですか？」
オ「なんでって
年離れてるし」
隣で座り直し
彼の肩にもたれかかる
オ「A少女！？」
「言ったでしょう？
私にとってあなたは
『光』なんですよ
かけがえのない…
『大切な人』なんです」
一度
羨望と嫉妬の種を育てた『光』
大きくなりすぎた花を
同じ『光』が輝いて
肥料も水も追いつかないスピードで
枯らしてくれた…『光』
「貴方に私は憧れてます
でも、それ以上に
私は貴方のそばにいたい」
オ「A少女…」
「すみません、
口下手で」
オ「ううん、十分だ」
「やっと、貴方に
寄り添えた気がします」
そっと、彼の手を握る
オ「…」
「愛しています
八木俊典さん…」
オ「…今の
告白かい？」
「…？」
オ「…家族愛…だよね」
「家族愛？
私、家族なんていません」
オ「いやいや、
だって私
助けてからずっと
一緒だったでしょ？」
「そうですけど…」
オ「…とりあえず
君がその感情が
どういったものか
またわかったときに
聞かせてくれ」
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にゃん - 相澤が相沢になってますよ！(*^-^)ちなみに五話です！ (2018年8月29日 22時) (
レス) id: 81fa45cb82 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ(プロフ) - 15ページですよー (2018年4月13日 2時) (レス) id: e587d4ad36 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 子ねこさん» 御返事遅くなりました汗教えていただきありがとうございます！おこがましいとは思いますが、何話目だったかなど教えていただけたら助かります(;´Д`)ﾄﾞｷﾄﾞｷ (2017年12月22日 3時) (レス) id: 91f833e93d (このIDを非表示/違反報告)
子ねこ(プロフ) - まだ直ってないですよーｗｗｗｗ (2017年9月18日 22時) (レス) id: c1c8e0d2e6 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - ご指摘ありがとうございます(>_<;)迅速に対応させていただきます！ (2017年9月1日 19時) (レス) id: 91f833e93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2017年8月27日 0時
