8話 ページ9
それからというもの、私とモモンガさん…もといアインズさんと話し込んだ。お互いどうやってここに来たのか、他にもプレイヤーがいる可能性やこれからの方針、あとモモンの剣士の事とか。
「あの剣士がアインズさんだったとは…いや、なんか見たことあるなとはおもってたけどさ」
「俺からすると少し変わった人間だなくらいにしか見えなかったからね？いやほんと。…なんだか、君と話していると昔を思い出すな…」
「あー、まだ兄と一緒にやってた時だよね。アインズさんがほかのプレイヤーに倒されそうになってたところを助けたのまだ覚えてるよ」
あれは衝撃的だったというか、ある意味出会えたきっかけだし…
「ははは…あの時はありがとうね」
「いえいえ、そう言うのはお互い様でしょ？今だって私は助けてもらってる立場だし、ちゃんと借りは返すつもりだから安心してね」
「そういう義理固い所とかたっち・みーさんに似ているよね。さすが兄妹」
「そりゃどうも。…だいぶ話し込んじゃったね。そろそろ私も客室に戻るよ…あ、そうだ」
「ん？」
「明日、宝物殿に行かせてくれないかな？久々に入りたくてさ」
「勿論いいとも。今日はゆっくり休んできて！」
モモンガさんは、私の前では結構砕けた感じになる。…というか、あの子たちの前ではこんな態度取れないよね…あと、感情が高ぶると鎮静化するとかなんとか。もしかすると私も鎮静化されるのかな？
「んじゃあまた話聞かせて、モモンガさん。おやすみなさい」
「おやすみ、Aさん」
ぱたんと、ドアを閉めた後自室へとワープする。
「ふぅ…」
ボスンとベットに寝っ転がる。うわ、なんだこれ。滅茶苦茶ふわっふわだ。今まで生きてきた中でもここまでいいベットは初めてかも。
「お兄ちゃん…」
ふと前居た世界に思いを馳せる。まだ、兄と二度と会えないことが信じられなくて、現実味もなくて。胸が痛い。そして、目じりが熱くなった気がしたのだが…
「モモンガさんが言っていた鎮静化ってこのことか…」
なるほど。確かにこれは辛い。気持ちに流されなくてよさそうだが…人間からどんどん離れていっている気がする。
「…考えないようにしよう」
この体になってから、モモンガさんと共通する点が結構ある。先ほど起こった沈静化、そして睡眠も食事もしなくていい体…
「これから、どうやって生きていこう…」
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雫 - 更新頑張ってください(^∇^) (2020年2月18日 5時) (
レス) id: f53115cc0c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - genyaiさん» コメントありがとうございます！遅れてすみません（汗）語弊しかない小説を褒めていただけるとは…！！感謝感謝です！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月6日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
genyai - 語彙力があまりにも無さすぎる自分からしてスプランさんは凄いです。これからも無理せず人生を歩んでくださいね！そして小説づくり頑張って下さい！ (2019年11月26日 17時) (レス) id: 8be73a4747 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 皐月 歩さん» コメントありがとうございます！少しずつですが、頑張って更新しますのでよろしくお願いします！ (2019年11月5日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - オーバーロードの夢小説で現在も更新中のものを探していたのであって嬉しいです！ストーリーもまだ少ないですが、私はかなり好きです！更新、無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2019年10月25日 22時
