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6話 ページ7

「あーらら、皆さんお揃いで」

「き、君は…」

この人たちはこの墳墓に乗り込む前に出会ったあの金短髪の人の一味じゃないか。どうしてここにいるのだろう。

「今すぐ逃げなさい!!!」

辺りを見れば、あの一番若い子以外が地面に伏して痙攣を起こしている。

「これは?」

「私がやった」

ふと重低音が響き渡る。その瞬間にオウガが私をかばうかのように前に立つ。

「随分とお連れ様は警戒心が高いようで」

「あはは…ごめんなさいね、でもさすが貴方達の主君。このピリピリとした空気は久方ぶり」

彼がここのトップ。アンデットの身体に…

「『オーバーロード』ねぇ…」

間違いなくこの人はプレイヤーだろう。ならば、話は早い。

「ここまでご足労してくれてありがとう。そして本来ならば玉座にて君を待っていなければならない立場でここに呼ばせる無礼を許してほしい」

「いいえ、大丈夫ですよ。それより…私達だけ、なんでこんな待遇を受けてるんでしょうか?」

私は彼らを見て、そしてオーバーロードに問いた。

「…君はお金よりも、知り合いを探していると答えただろう?そしてその目つきは他の誰よりも意志が強く見えたんでね…それに、墓地に知り合いがいるとはなかなか聞かないだろう?あと、君たちを殺すには少し惜しいと考えた。もし私に仕えるというのなら衣食住の安寧を約束しよう」

「っ!?」

その近くにいた金短髪の仲間は絶句したような顔つきになる。そして私の顔を見た。まるで怯えるかのように、そして…裏切り者と責めるような、それとも早く逃げろかな?そんな目。

「…ねぇ、もう一度…名前をお伺いしてもいいかしら?」

「あぁ…私から直接していなかったな…改めて名乗ろう、私の名は『アインズ・ウール・ゴウン』。このナザリック地下大墳墓の主、彼らの主君である!」

やはり聞き間違えではなかったようだ。

「いやいや、面白い冗談ね…それはここ、大墳墓に眠っているスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンの事でしょう?あなたのプレイヤー名を聞きたいんだ」

「「!!?」」

そう私が発した瞬間にデミウルゴスや、他の人たちが彼を守るかのように立ちふさがった。

「…貴方様は一体何者なのです?その姿、魔力量もごみくず達と同じなのに…纏う空気が変わったようですが」

侮っていた相手が、予想以上に強いとこうも変わるのか…面白い。

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- 更新頑張ってください(^∇^) (2020年2月18日 5時) (レス) id: f53115cc0c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - genyaiさん» コメントありがとうございます!遅れてすみません(汗)語弊しかない小説を褒めていただけるとは…!!感謝感謝です!これからもよろしくお願いします! (2019年12月6日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
genyai - 語彙力があまりにも無さすぎる自分からしてスプランさんは凄いです。これからも無理せず人生を歩んでくださいね!そして小説づくり頑張って下さい! (2019年11月26日 17時) (レス) id: 8be73a4747 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 皐月 歩さん» コメントありがとうございます!少しずつですが、頑張って更新しますのでよろしくお願いします! (2019年11月5日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - オーバーロードの夢小説で現在も更新中のものを探していたのであって嬉しいです!ストーリーもまだ少ないですが、私はかなり好きです!更新、無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年11月4日 15時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スプラン | 作成日時:2019年10月25日 22時

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