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1話 ページ2

…なんだろう、とても体が痛い。そして、アラームなったか???

私は青ざめながらガバッと体を起こした。
そして違和感に気が付く。

「あれ、ここ、どこ」


「…おはようございます、主様」


「…へ??」

オウガが、喋ってる。そして、動いている。


「…」


「あぁ、夢だなうん、きっと寂しさのあまりこんな都合のいい夢を…」


夢なら早く目覚めなければと顔を思いっきりひっぱたいた…んだが、強烈な痛みが頬に走った。

「うそ、夢じゃない」

「主様、いかがなされましたか」

改めてオウガを見てみると、やはり私の指示無しで行動をしていることがわかる。

「…オウガ」

「はい」

「一体、ここはどこなの?」

「ユグドラシル…ではないでしょうか」

「でも、私たち違う場所にいたよね?」

「はい、しかし主様がお眠りになられた後私も少々意識が混同しており、把握できておりません」

「そして気が付けば違う場所に転移したと…」

これは、信じがたい話ではあるが…異世界に来てしまったと思ってもいい。なぜなら先ほどからログアウトを実行しようとしてもメニュー画面が開けないという点があるからだ。

「…とりあえず、知り合いを探そう。もしかしたら私みたいにこっちへ来た人もいるだろうし」

可能性は十分にあり得るだろう。私と同じように、ユグドラシルの世界に最後までいた人がこっちに来ている人は必ずいるはず。

「オウガ、貴方が良ければもう一度私と共に来てほしいんだが…どうだろうか」

私がそう聞くと、オウガは片膝を地面につけ跪いた。

「主様とご一緒に行動することは私の唯一の生きがいであり、すべてでございます。何卒、私めを主のそばに居させて頂きたく…」

そ、そんなこと言う子だったとは…されてるこっちが恥ずかしいわ!!

「大袈裟ね。でも良かった、そう言ってくれて…改めてよろしくね」

「はい、主様」

「とりあえず、今私たちがどこにいるのかっていう事から確認しようか。それから…ナザリック地下大墳墓を探そう。きっと一人くらいは知ってる人いるだろうし…」

ナザリック地下大墳墓は私の兄が主要メンバーとして入ってたというのもあり、多少の面識はあるから少々大丈夫であろう。それにあれだけ大きいギルドだし、すぐに見つかるはず。

「確か沼地にあったよね、大墳墓」

「前日までは沼地にありましたが、私たちが飛ばされたように墳墓も飛ばされた可能性があるとみていいかと」

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- 更新頑張ってください(^∇^) (2020年2月18日 5時) (レス) id: f53115cc0c (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - genyaiさん» コメントありがとうございます!遅れてすみません(汗)語弊しかない小説を褒めていただけるとは…!!感謝感謝です!これからもよろしくお願いします! (2019年12月6日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
genyai - 語彙力があまりにも無さすぎる自分からしてスプランさんは凄いです。これからも無理せず人生を歩んでくださいね!そして小説づくり頑張って下さい! (2019年11月26日 17時) (レス) id: 8be73a4747 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 皐月 歩さん» コメントありがとうございます!少しずつですが、頑張って更新しますのでよろしくお願いします! (2019年11月5日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - オーバーロードの夢小説で現在も更新中のものを探していたのであって嬉しいです!ストーリーもまだ少ないですが、私はかなり好きです!更新、無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年11月4日 15時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スプラン | 作成日時:2019年10月25日 22時

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