17話 ページ20
「煉獄さんは今のうちに残ったハンバーグをお願いしてもいいかな？」
「わかった！」
「ちなみに煉獄さんはハンバーグに何をかける？私何でも好きだから合わせるけど…」
すると、煉獄さんはお客の時みたいなことを言った。
「月詠のおススメで！」
「結局かぁ…」
そう言えば大根が余ってたような…あ、あったあった。和風にしよう。大根を下ろしてっと…合間にレンジに入れたハンバーグの様子を見て出しておく。
プラス、今日のキャベツとちくわのマヨネーズあえもさっさと作ろう。
＿＿＿＿＿＿
「完成！とてもいいんじゃないかなぁ！」
見た目も匂いも抜群に良い。あとは味のみ。ハンバーグと白ご飯。後副菜を皿に持って食卓並べる。
「さすが月詠だな！早く食べたい！」
「煉獄さんもお疲れ様！早速食べましょうか」
外を見れば日が落ちて星が輝いている。出来立てを丁度いい時間で食べれるのはとても体に良いし、美味しい。
「「いただきます」」
ハンバーグの上に大根おろしをのせて醤油をかける。一口サイズにはしで切って一口。
「…うん、美味しい」
「うまい！」
彼の問題は味付けだけのようだ。多分計量の見方を間違たりしちゃうタイプなんだろう…
「白ご飯もっと食べていいか？」
「えぇ、たくさん炊いておいたから、好きなだけ食べてね」
そう言うなり彼は自分でおかわりしに行く。本当に美味しそうに食べてる彼を見ると、胸がほわほわする。ちなみに私は食べ終わってて、お茶を飲んでいた。
「好きだなぁ」
「ん？」
「あ、いや！すまない。美味しそうに食べてる煉獄さんはとても良い表情をしてるから。つい」
つい口から零れてしまった言葉を本音と嘘で混ぜ合わせる。すると煉獄さんも笑顔で話し始めた。
「俺も月詠の笑顔は好きだぞ！可愛い！」
「んなっ…」
私は顔が火照ったことに気が付き、手を当てて隠す。
「…不意打ちはずるい！」
「それはお互い様だと思うが？」
私は信じられなくて彼を見た。目が、物を訴えてます。怖いです。心臓がドキドキしっぱなしでどうにかなりそうです。よく見れば彼の耳が赤くなっていた。
「月詠、良ければ…下の名前で呼んでも良いだろうか？」
「あ、えっと…はい」
私もパニックになっててなぜか頷いてしまった。
「A」
ぞわっと緊張が体を走ったのを感じる。くずぐったい感情がどんどん膨れ上がりそうだ。
「…なんだか照れるな。下の名前は両親しか呼ばないから」
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スプラン(プロフ) - 紫陽花さん» コメントありがとうございます！すみません、剣道に関してはど素人で適当につけた設定でした…！詳しく調べて、改めて書き直します！ご指摘ありがとうございます！ (2020年2月19日 22時) (
レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - すみません、大変面白く読ませてもらっているのですが、一つ気になることが…。9話で主人公さんが「剣道6段」を所持しているとのことですが、まず、剣道6段の昇段試験を受けるには、年齢制限で最低28歳になってないといけません。少し現実的ではないかと… (2019年9月16日 20時) (レス) id: cb5753e0d8 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - ラムさん» 40票目ありがとうございます(｀・∀・´)パソコンの部屋にエアコンがなくて手詰まり状態です…もう少しお待ちください(´･ω･｀) (2019年7月29日 0時) (レス) id: 07c7378595 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 40票目の星は頂いたぜ!!ほんとにこの作品にはドキドキさせてもらってます!! 更新頑張ってください!!!!!!! (2019年7月26日 13時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 星ポッチが30になってました！アリガトウゴザイマス！ (2019年7月12日 23時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラン | 作成日時：2019年6月24日 23時
