15話 ページ18
買い物を済ませ、家に招待する。あ、外に布団干したままだった。
「ちょっとくつろいでてね…」
「お邪魔するぞ!」
煉獄さんはあたりをキョロキョロしている。まあ、気になるよね。布団を叩き、寝室へ運ぶ。
「今日はよく寝れそうだな」
早速手を洗って準備に取りかかるとしよう。
「お待たせしました。早速ハンバーグの準備からしていくよ。あ、手は洗った?」
彼は準備万端のようで、ニコっと笑う。
「うむ!よろしく頼む!」
可愛いな畜生。
「おっけ!任せなさい。んじゃあ、玉ねぎから準備していくよ。玉ねぎの先端と根っこの部分を切って、茶色い所を剥く。その後綺麗洗って…半分に切る。ここまでしてみましょう」
煉獄さんは言われた通りにする。なるほど、こういう切ったりする部分は大丈夫なのね。
「おしおし。なら次は硬い所を取り除いてと…繊維に沿って薄切りにする。」
私が少し見本を見せて煉獄さんに包丁を手渡す。うん、問題ない。となると味付けの仕方に問題があるのかな?
「よし、じゃあ次はこのフードプロセッサーを使うよ。今切った玉ねぎを入れて『野菜みじん切り』っていう所があるでしょ?そこに切り替えて細かく刻むの。液状になるまでしたらダメだからね」
「これくらいか?」
「もうちょっとかな……おけ、良いよ!そしたらきれいに洗ったフライパンに少量のオリーブオイル入れてと」
玉ねぎを加えておく。ふたをしてごみが入らないように気を付けておくこと。
「そしたら次に人参を切るよ。同じように先端と付け根を切り、皮を剥く。これは輪切りで十分。同じようにプロセッサーの中に入れて今度は刃を変えて少しペーストに近い状態にする。これは遠慮なくしていいからね」
お、手際がいい。才能はあるのかもしれないな…料理できるようになった時が楽しみ。
「できたぞ!」
「うん、いいね!なら、さっき玉ねぎを入れたフライパンに入れて…塩コショウを好みで。火を通してっと…玉ねぎが透明になるくらいまで炒めたら、大きめのボウルに移し替えて少し粗熱を取る」
流石に塩コショウは私が入れる。ちょっと不安だったからだ。彼には見てどのくらいかを覚えておくように伝えておいた。
「よし、じゃあ今のうちに米を炊こう。煉獄さんは少し休んでていいよ」
「お言葉に甘えよう…」
煉獄さんご飯めっちゃ食べるから多めに炊いとくか…
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スプラン(プロフ) - 紫陽花さん» コメントありがとうございます!すみません、剣道に関してはど素人で適当につけた設定でした…!詳しく調べて、改めて書き直します!ご指摘ありがとうございます! (2020年2月19日 22時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - すみません、大変面白く読ませてもらっているのですが、一つ気になることが…。9話で主人公さんが「剣道6段」を所持しているとのことですが、まず、剣道6段の昇段試験を受けるには、年齢制限で最低28歳になってないといけません。少し現実的ではないかと… (2019年9月16日 20時) (レス) id: cb5753e0d8 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - ラムさん» 40票目ありがとうございます(`・∀・´)パソコンの部屋にエアコンがなくて手詰まり状態です…もう少しお待ちください(´・ω・`) (2019年7月29日 0時) (レス) id: 07c7378595 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 40票目の星は頂いたぜ!!ほんとにこの作品にはドキドキさせてもらってます!! 更新頑張ってください!!!!!!! (2019年7月26日 13時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)
スプラン(プロフ) - 星ポッチが30になってました!アリガトウゴザイマス! (2019年7月12日 23時) (レス) id: d11eb7c59d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スプラン | 作成日時:2019年6月24日 23時