【イナイレ無印】咲き誇る、紅い華と蒼い華。 (ページ19)

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現在、リビングで瞳子が作ったであろう昼食を食べている。朝とは違い今度は洋食だ。ミキも食べたかっただろうな、っと思いながら食べる。

ミキは倒れ、病院へ行った。その結果軽い脳震盪だったらしい。急にここへ来たからまぁわかる。今、ミキは寝ているが大丈夫だろうか。急に食欲がなくなって来た。

手を休めてしまったため皆からは心配の目で見つめられる。

瞳子「エル？本当に大丈夫？」

「えぇ、まぁ」

瞳子の言葉に曖昧に答える私。そして席を立って瞳子にこう聞いた。

「…ねぇ、ここから近い教会って何処だったかしら」

ハッキリ「何処？」って聞くと不思議に思われそうだから忘れた振りをした。すると瞳子は優しく答えてくれた。…ちょっとダメもとで近い教会って言ってみたんだけど本当にあったみたい。なかったら不思議に思われていた。

まぁわかったからそこの教会行ってみるか。今日はまだ祈ってないから教会へ行ってミキの体調が良くなるようにっと祈ろう。部屋でもいいんだけど教会の方がずっと効果あるから教会へ行かなくては。

リビングから出ようとしたときリュウジに声を掛けられた。

緑川「えっちょエル？！まさか今から行くの？！」

「そうよ？」

瞳子「…だと思ったわ。せめて食べてから行きなさい」

瞳子にそう言われ食べてから行くことになった。食欲ないんだけどっと思いながら無理に押し込む。そして瞳子に教えてもらった教会へジャージのまま向かった。