チャラくNIGHT？…８９ ページ41
｢怒ってたよ、よくもまあオレのコトATMとか、ずいぶんコケにされたもんだって…でも、あの頃のオレはそう言われても仕方ない生活してたし…もうソレはいいよ｣
｢みつ…｣
｢でもある人に言われたんだ、人は変わりたいと思った瞬間から、もう変わり始めてる…って、オマエ友達に借りた金ちゃんと返したいって思ったんだろ？、そのままバッくれようとしたんじゃなくて金返そうとして、色々考えたんだよな…まあ方法は間違ってたかもだけど…｣
人の弱みにつけ込んで、自分たちの手を汚さず法に触れるようなコトをさせる…オレはソイツらの汚いやり方が許せなかった
ユウキには守る家族がいる
そんなコトに手を貸すことは絶対させられない
｢明日で全部ケリつけて、あんな奴らと関わるのは金輪際止めろ、やり直す方法なんかいくらでもあるから、な？｣
ポン…てアタマ叩くとユウキは困惑したような表情を浮かべた
｢なんで、そんな…オレなんかにそんなコト出来るんだよ…｣
｢…ｸｽ、なんでだろな…周りのヤツの笑ってる顔見てると幸せだから、かな…｣
母さんもそう言っていた…
そして、アイツも…
｢笑ってる、顔…？｣
｢そうだ、お前だって家族に笑顔でいて欲しいから、大学辞めて働くこと決めたんだろ？人はさ、自分が笑ってるより、誰かを笑顔にしてあげる方がより幸せだと思うよ｣
なぜだか、自然とそんな言葉が口に出る…
ユウキは黙ったまま、オレを見ていた
｢とりま風呂入って寝ようぜ、心配すんなユウキ、明日で全部終わる…、そんでさ新しい毎日、始めればいいんだ！｣
隣の部屋から持ってきた布団をリビングの床に敷いて、オレは気合いを入れるようにユウキの背中をバシッと叩いた
｢…ってェだろッ！｣
｢なーに言ってやがる！、おま気合い入れろって！新しい人生始めんだからさ！RE:STARTすんだって！｣
笑いながらそう言うと、ユウキの口元にも少しだけ笑みが浮かんだ
｢……ありがとう、みつ…｣
｢ん？いいよ…家族大切にしてやれよな、…お、風呂湧いた！オマエ先入ってこい｣
一つ頷いて、ユウキは風呂場に向かった
明日は決戦だな…
アイツらが一筋縄でいく相手じゃないことは、分かっていた
けど、怯むコトなどない…
ケジメを付けるのはユウキだけじゃない
オレ自身もだ…
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GAYASAKURA(プロフ) - こっちゃんさん» お話は進んでおりますが、ハラハラ展開が少なくなってきたかもです、、宜しければ続き覗いて見て下さいませ！コメ大感謝です！ (2017年6月12日 11時) (
レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - こっちゃんさん» こんにちは！コメ返遅くなりましてゴメンなさい、ネタバレ注意と言うよりは、興奮しまくってあんま覚えてないのがホントの理由ですｗｗツアーDVD待ち遠しいですね！秋冬かなぁ、個人的には冬ドームとかしないのかなって思ってます、《スノド》の時みたいに！ (2017年6月12日 11時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん(プロフ) - こんばんは。広島参戦したんですね。ネタバレ注意って事で参戦出来ない私はツアーのDVD待ちになるのかな？お話の続きも楽しみにしてます。(^^) (2017年6月12日 1時) (レス) id: e94527389c (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - 藤北かじゅさん» こんばんは！コメありがとうございます！はい、多分大丈夫じゃないと思いますｗｗやー、どうしましょうね…でも行かずにいられないのが《渋みつ》なのです！ココは運命を信じます！宜しければ続き覗いて下さればと思います！コメ大感謝です！ (2017年6月4日 22時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
藤北かじゅ(プロフ) - お久しぶりです。あの渋みつちゃん、事務所行って大丈夫？すっごく気になって思わずコメントしちゃいました。更新楽しみにしています。 (2017年6月4日 21時) (レス) id: bcd1835547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GAYASAKURA
| 作成日時：2017年5月4日 12時
