さくら風舞季…3 ページ3
気合十分のオレ!、ソファに座ってる太輔の膝に跨って、整ったラインの頬を両手で包み、軽くパンっと叩いた
オレにされるがままの太輔だけど、頬に添えたオレの手を握ると瞳を覗き込むように視線を絡ませてきた
いつに無く真剣なその表情に、ドキリと胸が鳴る…
「宏光…オマエ本気で戻る気なのか?」
「あ、あたりまえだろ!」
「部屋住みやら、外部のヤツの出入りとか本宅は常に誰かがいるんだぞ」
「知ってるよ、正月行ったし!」
祝言の広間の真正面に二人で並ばされて、途切れなく挨拶されたもんな…部屋住みは基本ニカとか千賀辺りの若手が多くて(宮は自宅警備員)
オレに勉強見てもらってるって言ったら「姐さん、オレ達にも!」ってイキナリ生徒が増えたw
「なら分かるだろ?…2人だけの時間なんか殆ど取れなくなる、…こんな風に甘え合うコトだって…」
そう言うと、太輔はオレの手を引っ張り自分の首に巻き付かせた…そのまま首筋に唇くっ付けてくる、
「も、コラッ太輔ッ!」
「…ハイ確保、逃がさないよ…」
耳朶に触れるか触れないかの距離から囁かれる妖しく艶めいた誘い…そして太輔の膝の上でオレは、抗えない感情に徐々に支配されていく
「今は…っ、大事な相談タイム…っ、だろっ!」
「…クス…宏光が本宅に行くことヤじゃないなら、オレはそれでいいよ、…イチャつける時間は減るけど、オレもそんなコトばっか言ってる場合じゃねえかもな……フフ、宏光抱っこしてると落ち着く…」
肩口にくっ付けたオレの頭に手を添え、指先に髪を絡ませくる、そっと撫でたり軽く引っ掛けたり…髪にもセンサーがあるのか?ていう位、太輔からのオレへの想いが伝わる…
「…なあ、何かあったのか?」
「いや、なんも…ホントに幸せだな…って」
向かい合うオレの顔に手を添え、オデコくっ付けてくる…
そのまま鼻先でキスするような仕草に変わり、啄むような唇へのキスが繰り返される、幾度か唇へのキスをすると頬を擦り寄せたり耳朶や頬…フェイスライン…とキリなく太輔からの甘いキスが続く
気付くとオレは来ていたシャツのボタンが全部外されて、肩から半分抜かれていた
「…太輔…」
「本宅戻るまで、いっぱい愛し合おうな…」
「本宅戻ったって…いつだってオレはオマエの全部だろ…」
「そうだ…全部オレが触れる為にある…ココも…ココもな…」
そして熱い吐息を漏らしながら、オレを煽る…
「…もっと……もっと欲しいよ…お願い…ッ」
「ンと、オネダリ上手…」
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GAYASAKURA(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます!はい、ご期待に添える展開になればいいのですがwww、また感想などございましたらお待ちしていますー! (2017年5月27日 19時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - それなら安心しました(^^)私、北藤はどうも苦手なんですよね!?m(._.)m one Kissも続き楽しみに待っていますね!?(^^) (2017年5月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - 未来さん» 《姫ガヤ》なんだけどキメる時は《雄ガヤ》です!裏的シーンをどのレベルまで入れるかはまだ思案中なのですが、宜しければ続き覗いて見てくださいね!コメ大感謝です! (2017年5月27日 18時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - 未来さん» こんにちは!コメありがとうございます、お返事遅くなりましてゴメンなさい!はい、なんとかどうにかオールupとなりました、おフザケも入れてしまったのですがちょこっとでも楽しんでいただけたなら何よりです!えーと《one Kiss》ですが、もちろん《藤北》でーすw (2017年5月27日 18時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 久コメです。完結おめでとうございます!!小悪魔なミツが凄く可愛かったです(^^)one Kissも楽しみなんですけど、姫系なガヤでも、あくまでも、CPは藤北には変わりないんですよね!?m(._.)m (2017年5月27日 1時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2017年4月30日 23時