３ぱにたん ページ4
｢じゃお疲れ！｣
｢ガヤさん、玉、明日も舞台がんばってね｣
｢おう、サンキュ！｣
｢時間取れたらワッター弁当箱差し入れてやるよ！｣
｢マジ？やった！、宮田、テメェは絶対来い！いいな、分かったな？｣
｢素直に来て欲しいって言えばいいのに、(≧∇≦)ﾓｫｫｫｫ〜ｯ!!♥♥オレの玉はホントにいつもツンデレ可愛い！萌きゅん♥｣
オタクな返しに全員がサーって散り散りに出ていく…宮田よさらばｗｗｗ
｢あ、待ってってばァ！｣
オタクリュックを揺らしながら、宮田も出ていった、どうせ下で玉は宮田を待ってんだろｗ
残ってるのは、ガヤガヤにも終始無言の北山…
４人から貰ったCDを指先で撫でながら、大切そうにバッグにしまっていた
相変わらず小柄な後ろ姿…ちっちゃいクセに誰より大きなパワーと絶対の信頼を感じさせるその背中には、いつもの勢いが無いように思えた
それが何となく…気になって
｢…北山、帰らねぇの？｣
そう声を掛けると、ピクリと背中が反応してコッチを向いた
振り向いたその表情は、ホンの少しだけある種の脆さを感じさせてきた
｢どした、らしくないな？｣
尋ねると少しだけ微笑み、小さくため息をついた
｢そうか？…いや、《道しるべ》ってさ、アイツらいい題名付けたなって思ってさ…｣
《道しるべ》
それは、自分が進むべき方向を教えてくれる存在…
オレ達７人にとっては、その人達がまさに《道しるべ》そのものだった
ひたすら突っ走ってきたこの５年…
この先もずっと、オレ達の唯一無二の目標であり《道しるべ》だと信じていた存在は、それぞれの分かれ道に差しかかり、その先に進むコトを選んだ…
その選択が正解とか間違ってるとか…誰にも分らないコトで…
オレ達の胸に去来したのは、もう後を追えないという寂しさだった
リーダーがいないオレ達…長い下積みの後に掴んだデビュー…その中でいの一番に自分の《道しるべ》を見つけ食らいつき、その人に近づこうとしていた北山…
たとえ恥をかいても、笑われても貪欲に真っ直ぐに《道しるべ》を頼りに進んで行く北山は、時に傷付いた表情を見せることもあった
無理すんな…って手を差し出しても、アイツがその手を取ることが絶対無いのをオレも渉も知っていたから、敢えて見ないフリをしていた
勝気な北山…
オレ達７人の《道しるべ》が、この先交わることのない５本の道になったコトを知った日、狼狽える弟達に
｢ガタガタ騒ぐんじゃねぇよッ！｣
って一喝してた…
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GAYASAKURA(プロフ) - ぶぃ〜さん» いつからか、背中合わせにならなきゃいけなかったんだろうと、だから視点は違ってきたんですかね…。。８月31日、自分の気持ちがどう動くのか確かめます！コメ嬉しいです、過去作にも来てくださってありがとうございます！！良い週末をお過ごし下さいねー！ (6月9日 20時) (
レス) id: a6c9395ed2 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - ぶぃ〜さん» おおお、連コメありがとうございます！！Candy BABYですね、書きましたねぇ、今読み返すとあまりのムチャ展開に切腹したくなりますー、藤北ぁぁ！の思いだけで書きまくりました笑笑、光の果ては…「ともに」見てくれていた時期があったと信じたいです。。 (6月9日 20時) (レス) id: a6c9395ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ〜(プロフ) - このタイミングだからこそ、余計にその言葉に胸が熱くなりました。そして涙腺も決壊です。 (6月8日 23時) (レス) id: e7ddc5fe3a (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ〜(プロフ) - 返信ありがとうございます。ブログ読みました何回も何回も……オレだけの…の中にあるみっくんが伊織さんへ言う言葉に「藤ヶ谷とオレ、この先もずっと変わらない…同じ光の果てを見てるから…っ」があるんですか、また本当に同じ光を見てほしいと願います。 (6月8日 23時) (レス) id: e7ddc5fe3a (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - ぶぃ〜さん» 決めたのは去年の秋…ということですが、それまでも色々思う事があったんだろうな、と…、でもみっくんのことはこれからも応援していくつもりです！コチラのアカウントも置いておきますので、また宜しければ会いに来てやって下さいね！コメ本当に本当に嬉しかったです！ (6月8日 22時) (レス) id: a6c9395ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GAYASAKURA
| 作成日時：2017年1月5日 20時
