君想う夢・君恋し花 …７

愛を育む人 … ２６《※》 ページ27

「…ﾝ…っ、ソコ…もっと…吸って…欲し……」
「オネダリ…？ココ？」

嬲るように胸元に舌を這わせ、尖った舌先で舐め回すと、宏光がカラダを震わせた

「…あ、イイ……」
掠れた声で言われると、オレまでもが全身が粟立つような感覚に酔いしれる

オレの頭を仰け反らせた胸に擦り寄せ、して欲しい事を仕草で知らせてくる、そしてオレは分かってると伝える為に、宏光の敏感ポイントに吸い付いた

チュ…チュ…と淫らな音をさせながら、舌を絡めたり唇で食むように刺激すると、その度にオレの髪を握り「もっと…」を伝えてくる

「弄られすぎて、ココ真っ赤になってる…痛くない？」
指先で摘むようにしながら聞くと、宏光の上気した頬に一層赤みが増した

言葉は悪いが、今の宏光は限りなく雌に近いオスの顔をしていた

「痛くてもいい…反対側もして…いっぱい舐めて…」
教えるようにオレの顔を手で挟み、片方に擦り付けた、

「ﾌﾌ……お強請り上手…」

期待通りの反応ををくれる宏光、でも膝立ち、そろそろしんどくないのか？、モゾ…と腰を動かすと、乾いた唇を湿らせるようにチラリと赤い舌を覗かせた

妖艶…その言葉しか当てはまらない

じゅわ…とオレのナカに熱い何かが溢れ出す


「キレイだ…宏光…、もっと欲しい…」

腰を支えてた手をずらし、尻を円を描く様に撫でながら、肩に置かれた手を外した

「お前のがキレイ…オレの太輔…」

甘い吐息が耳朶にかかり、首筋に唇が這わされる、
「熱いよ…太輔、達かせて…」

オレの手を取り、自分のに触れさせる、
行為は大胆なのに、一瞬だけ見せる恥ずかしそうな表情に、もうオレは瞬殺で

「…いっぱい出てる…」
先端から滲み出る粘液を指先に絡め、擦り付けるように絡めていった

「いつもよか、熱い気がする…HEAT、だから？」

そう聞くと、小さく頷いた

反応を見ながら上下に手を滑らせると、息を短く詰めながら、声を堪えようとしてるのか口に手を当てた

その手を外させようとすると、いやいやをする様に首を振った

「今更だろ…声、聞かせて…」
「…ヤダ…こっからは、どうなるか…わかんない、から…」

荒い息遣いの合間に、そう答えてくる宏光が弄らしくて仕方なかった

「だから聞きたいんじゃん…、ね、ホラ」
「あ…ｯﾝ……う…ｯｸ……」


耐えきれない声が、抑えた指の間から漏れてくる

「ひろのベトベト、いい匂いする…全部いい匂い…」


見せつけるように手のひらに付いた液を舐め取った

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