平凡少女、ヒーロー目指します。【ヒロアカ】 (ページ8)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:6,589 hit

6話ページ8

さっきの爆発音よりももっと大きい爆発音が下の階で鳴った

『え？何今の！？』

飯田くんが瞬時に爆豪くんと連絡を取る

｢爆豪くん！君がやったのか！一体何をしたんだ！｣

『はっ！麗日さん！』

飯田くんが爆豪くんと連絡を取ってる隙に核兵器に向かった

『待って麗日さん！！』

私と飯田くんは追いかけて麗日さんを捕まえようとするが、彼女はジャンプして個性を使って浮いた

私も個性を使ってジャンプするがあと一歩届かなかった

このままだと核兵器が…！！！

｢解除！！！｣

『やばい！』

核兵器に触れる寸前で飯田くんが核兵器の位置を動かしてくれた

いや、飯田くんが核兵器を持ってくれた

｢ここは俺が食い止める！跳飛さんはさっきの爆発音の所へ向かってくれ！｣

『う、うん！わかった！』

作戦だと私が核兵器を守る予定だったけど

あれはしょうがないよね

私はさっきの爆発音があった場所へ向かう

『音的に多分1個下がった4階だと思うんだど』

4階に降りてしばらく散策してると

BOOM!!! BOOM!!!

さっきと同じ爆発音が聞こえた

『こっちか』

『爆豪く！！…っ！？』

爆豪くんと緑谷くんを見つけた

私は咄嗟に彼の名前を呼んだが瞬時に隠れてしまった

2人がボロボロになって戦っていた

私が今あの場所に行ったら空気を壊すに決まってる

それ程2人の目は本気だった

本気で戦っていた

いや、違う

私はただ怖かった

今あの場所に私が行ったら絶対爆豪くんと緑谷くんの逆鱗に触れる

それが怖かった

私は2人が戦うのをただ隠れて眺める事しかできなかった

結果はヒーロー側の勝利

麗日さんが核兵器を回収したからだ

結果私は何の役にも立たなかった

そしてヒーロー基礎学が終わり放課後

『飯田くん、ごめんなさい。私何の役にも立たなかった…』

｢最初だったから仕方ないさ！切り替えて次から頑張ろう！｣

『うん。ありがとう』

爆豪くんにも謝りに行かないと

爆豪くんを探すが見つからない

『どうしよう』

｢あ！跳飛〜！今緑谷と爆豪が外で話してるよー！｣

『え！ほんと！』

私は芦戸さんを含めA組女子が集まる廊下の窓に向かった

そこに映っていた光景は爆豪くんが緑谷くんに宣戦布告してるように見えた

『私も頑張らないと』