検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,420 hit

4話 ページ4

楓くんとたわいない話をしていたらすぐに神威の部屋についた。

楓くんがドアをノックして

楓「団長、楓です」

というとなかから元気そうな「入ってー」という声が聞こえた。

「失礼します」と言って入った彼の後に続いて私もゆっくりと入る。

神威はベッドで寝転がってこっちを見あげていた。

神威の瞳が私を捉えた瞬間に彼は表情を変えた。

神威「…お前もいたんだ。」

『…書類が終わったので届けに来ました。』

神威「やっと終わったんだ。書類くらいでこんなに時間かかって。ホントノロいね。」

神威の私を見る目は蔑むようで冷たくて、はっきりいって怖い。

そのまま彼は勢いよく奪い取るように私から書類を受け取った。

なんて答えればいいのか、ここは謝った方がいいだろうと考えていると女の子特有の高い、可愛らしい声がその場に響いた。

まりあ「神威ってば冷たい〜♡ AさんだってAさんなりに頑張ってるんだからそんなひどい事言わなくてもいいじゃない〜」

茜さんは神威のベッドの上にいたようで、丁度私の位置からは見えずいたことに驚いた。

神威「…まぁさっさと出てって、A。あと楓はちょっと残って、話したいことがある。」

楓くんは、私の方を優しく見つめると「はい」と返事をした。

私は覚束無い足取りでドアに向かって歩きゆっくりと頭を下げて「失礼しました」と言って部屋をあとにした。




名前 まりあ
種族 夜兎
身長 155センチ
神威のことが大好きな女のひとり。取り巻きの中で1番神威の近くにいさせてもらっている。
神威の前ではAに優しく振舞っているが誰も見ていないところでは他の取り巻きと殴る蹴る罵るといった行動を繰り返している。
Aのことが大嫌い。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←3話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:神威 , 浮気 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リヲん - 続きが見たいです(>_<)面白いですね! (2017年8月10日 21時) (レス) id: 53c7e05c46 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:香緒 | 作成日時:2017年7月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。