Liar Smile！６ (ページ29)

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86-3 (GD) パンドラの箱ページ29

その女の口を塞ぎ

ジル『何か、取り込み中･･････？』

ヨンベ･ヤンゲン『『････！！』』

その後に立っていたのはジル。

そして＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

スンリ『こんな所で･････堂々と浮気か。クォン･ジヨン。』

「だとしたら･･･お前に許可が必要か？イ･スンヒョン。」

〇高の頭のイ･スンヒョン

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿スンリの姿があった。

その二人の顔を見た女は

口を塞ぐ腕を取って

スジ『なんで･･････スンリが･･･その制服っ･･･』

(こことここが･･････繋がる？どういう事だよっ)

スンリ『･････････ジル。』

ジル『了解。』

スンリと呼び、ジルはその女の腕を引いて
この場から連れ去ろうとするのを

「ヨンベ、ヤンゲン。」

ヨンベ『ごめんね、その子を渡してくれないかな？』

ヤンゲン『お願いして聞くような奴らかよ。』

ジル『〇〇高のNo.2とNo.3か。トン･ヨンベ、広い情報網に戦略に長けたクォンの右腕。ヤン･スンホ、通称ヤンゲン･･････その腕っぷしはクォンより勝ると言ってもいい。そのえげつなさは噂に聞いてる。』

俺の一言でそれを阻止しようと二人がその前に立ち

ヤンゲン『よォく調べてんじゃん。俺らの事。』

ジル『俺も喧嘩よりそっち(ヨンベ)と同じで情報収集の方が得意なんだ。まぁ、それも俺の方が上だけどな。』

ヨンベ『君達の情報がないのも･･･君の仕業って所か。』

ジル『人に探られるのは好きじゃないからな。』

ヤンゲン『今年の〇高の一年は飛んだ曲者ばっかりだな～。あの三年を落とすだけはあるって事だ。』

互いを牽制し合う中で

スジ『〇高の･･････一年･･･？スンリが･･･？どういう事！！ねぇ、スンリ！』

困惑した様子で声を荒らげる姿に

ジル『少し黙っててくんない。煩いよ、アンタ。』

スジ『スン･･････リ･･･』

ヨンベ『何･･････したんだよ。』

ジル『少し眠って貰った。お喋りな女は嫌いなんだ、俺。』

ジルはその女の口に何かを当てて
意識を失ったようにその腕の中に落ちる女。

ヤンゲン『その女は俺もどうかと思うけど、そのやり方は気に入られねぇな。』

ヨンベ『確かにね。』

その様子に二人がキレて
その場から駆けた瞬間だった。

(嘘･･････だろっ！)