Liar Smile！２ (ページ5)

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15-1 (you) 心の中の自分ページ5

「一体･･････なんだった訳？ ; ; ; 」

俐久『さぁ？』

俐久が出してくれた軽食を食べながら

- また来る。-

そう言って帰っていった
クォンジヨンに頭を悩ます。

(来るなっつーの ; ; ; )

高校から家より近い俐久の店は

私の唯一立ち寄る場所で

(今日は･･････家で独りになりたくないから寄ったのに。あいつらの溜まり場なんて最悪。)

他に行く所なんてなかった。

俐久『それ食ったら帰れよな？』

「え？あ、うん。」

俐久『･･････なんかあったのか。』

「へ？」

俐久の言葉に口に運ぶ手は止まり
顔を上げれば

俐久『ここ･･････シワ寄ってる。』

情けないくらい悲しい笑みを浮かべて
ここと言って私の眉間にトンっ･･･と指で触れた。

「なーんもないよ？てか、俐久の時って歩く会ってあった？？」

何でもない振りは･･････

もう慣れた。

こんな風に心を隠して笑う事にも。

だからね･･････

そんな顔しないで？

俐久『あー･･･、んなのあった気ィする。まぁサボったけど。未だにそんなんやってんだ？』

「やっぱり ; ; ; あいつらもサボる気なんだろうなぁ。クラスで１人参加って (遠い目) チェリナも仕事だって言ってたしなぁ～。」

俐久『チェリナ？』

「あ！うちのクラスにね、すっっごく美人な子がいるの ♪ モデルの仕事してて学校休む事多いみたいなんだけど仲良くなれたらいいなーって！」

俐久『へぇ、モデルの仕事？紹か「しません。俐久には特に (真顔) 」

俐久にも、海飛兄にも、かなちゃんにも
私は笑ってて欲しいから。

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