14-4 (GD) 違和感の理由 ページ4
《俐久〜、酒！》
《あれ？こいつこの前の？？》
《懲りないねぇ〜(笑)俐久を怒らせない方が懸命よ？こいつキレると手つけられないから。kk 》
俐久『煩い、お前ら。酒出さねぇぞ。』
店にいた柄の悪い連中が俺の肩を叩いて
「触んな･････」
《あ？》
その手を振り払い、睨みつけた瞬間
「俐久ー、お腹減った。なんか食べ･････なんで･･･あ！また未成年の癖にお酒飲みに来た訳！？」
あの女が入ってくるなり
さっきの様子はどこへやら･････
呆れた顔で俺を見てそう言う。
俐久『････････A、お前は「悪いかよ。」
「はぁ？悪いに決まってんでしょ！俐久！いい加減にしてよね、こいつにお酒なんか出さないでよ！」
俐久『････････』
「ちょっと、聞いてんの！？俐久？」
きっとこの男は俺が直接こいつに
聞くと思ってたみたいで
何も聞かなかった俺を静かに見つめ
俐久『はぁ･････分かったよ。
「気が向いたらじゃないでしょ ; ; ; バカ！」
(違う、こいつに言ったんじゃない。今のは俺に･･･)
【
そう言ったんだ。
「･･････別にいいや。知りたい事、直ぐに分かっちゃつまんねぇから。」
「何それ？意味わからないんだけど･･･」
「つか、ウザイお前。煩いし。」
「はいはい、ウザくてすみませんね (棒読み) 」
俺の言葉にベッと下を出して
シッシとあしらう姿に
(ホント･･････よく出来た仮面だよ。)
なんて思ったんだ。
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作者名：Miii
| 作成日時：2020年4月15日 12時
