Liar Smile！２ (ページ23)

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19-3 (you) 閉じたはずの蓋ページ23

「何を･･････言ってんの？さっきから意味分かんないし。大体、関わるなとかウザイとか言ってなんなの。」

また･･････だ。

【危険】

そう私の頭から信号が出て

その場を離れようとした瞬間

「教師が嫌いなのは･･････過去に裏切られた事でもあるから？それとも人間(･･)その物が嫌いとか。」

強い口調でそんな言葉を投げかけられた。

「･････････図星か。」

「ねぇ･･････アンタ、ウザイ(･･･)よ。」

私は同じ言葉で

【関わるな】と警告するように

睨みつけると

「その目が俺に似てるって言ってた。お前の兄貴がな。」

何故か笑いながらそう返事が返ってきて

「俐久が何を吹き込んだか知らないけど、アンタなんかに私の心(ここ)に入り込んで欲しくないの。同じ目･･････？ありえないでしょ。私とアンタは違う。」

私の笑顔(仮面)は剥がれ落ちた。

心の奥底に潜んでいた

狂気が･･････溢れ出したんだ。