Liar Smile！２ (ページ22)

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19-2 (you) 閉じたはずの蓋ページ22

＿＿＿＿＿＿＿人間は自分の事が大切だと

- ･･･っAのせい･･･だ！-

- なんで先生に言ったの！！スギョンを怒らせて･･････ｯ･･･今までより･･･最悪じゃん･･････Aと私は違う！！何も無かったみたいに笑えないし･･･強くなれないょ･･････ -

知ってるから＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿人は簡単に裏切る事を

- あれ？スジの･･････友達？-

- ･････････ううん。誰･･･この子？-

身をもって知ってる＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

結局、最後に信じられるのは

自分を守れるのは自分だけだって

スジが楽しそうに私を虐める側に回った時に

学んだんだ。

またズキズキ痛む傷に

肩の服をギュッと掴んで

「･････････っ」

溢れる感情を押さえ込もうとすると

「飯が不味くなるんだけど。」

今朝のデジャブのようにアイツの声が聞こえる。

声のする木の木陰の方に視線をやると
クォンジヨンがパンを片手に
雑誌を読む姿がそこにあって

(最悪･･････なんかいつもタイミング悪く、いや･･･タイミングいいのかな、逆に。)

冷静になってく自分がいた。

「またその顔。」

「は？」

「今朝も校門の前で今にも飛び降りそうな顔してたろ。」

不意にそんな事を言って
私の方を見て

「隠すならもっと上手く隠せば。」

「何･･････が･･･「ここの傷(････)」

自分の胸をトン･･･と指で叩く。

その意味は聞かなくても分かる。

【誰にも知られたくない傷】

【誰にも触れられたくない闇】

「笑ってりゃいいってもんじゃねぇーよ。」

心の奥底に閉じ込めて蓋をしても

不意に込み上げて、見え隠れするんだ。

でもそれに気づくのは

私の過去を知ってる人間だけで

(なんで･･････)

こんな男に分かるはずがないんだ。