Liar Smile！２ (ページ13)

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16-8 (俐久) 守りたいものページ13

それ以来･････････

前みたい苛立つ事はなくなった。

相変わらず馬鹿はやったし

A「ちょっと、俐久！どいて！」

『邪魔なんだよ、朝から！俺が鏡「そんな変な頭のセットに何時間かけんのよ！」

『変じゃねぇ！あ、おい！！！！』

〈バタンッ〉

Aとの喧嘩は相変わらずだったけど

海飛『それ、短すぎるだろ。』

A「えー？こんなもんでしょ？」

奏多『制服似合ってるね。今日の入学式、夏奈さんと香月さん来るって？』

A「来れないって･･････いいの、仕事だもん。でもだからってなんで海飛兄が来るかな (呆) 」

海飛『 (ビデオカメラを手に)俺じゃ、不満か？』

俐久･奏多『『････････････』』

A「･･････不満とかじゃないけど、それ持ってこなくていいからね。」

『俺も行こうかな～。』

A「はぁ？ヤダ、やめてよね！！」

『可愛い妹の晴れ姿見て泣いちゃうかも。(棒読み)』

A「泣かないでしょ！あ、ヤバイ！もう出なきゃ！海飛兄、また後でね！かなちゃん、俐久･･････行ってきます ♪ 」

俺達は喧嘩するほど(･･････)
仲が良い兄妹ってやつだった。

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A「あ･･････そろそろ帰ろっかな。今日はかなちゃん家で食べるって言ってたから、夕飯の支度しないとだし。」

『奏多、破壊的に料理出来ないからな。』

A「昔の俐久もでしょ？料理なんてこの店で働き始めてからじゃん(笑)」

あれから俺達は相変わらず似たもん同士で
口喧嘩はいつもの事。

Aの生意気度も年追うごとにまた上がった。

『送ってやるよ、電車で帰るより早いだろ。』

A「いいよ、それに店はどうする気？」

『こいつらが勝手にやっから。』

《日払い料よろしく～》

《Aちゃん、今度デートしようか？大人の ♪ 》

《え？でも俐久をお兄さんって呼ぶのなくね？(笑)》

『こっちから願い下げだ。(棒読み) 』

A「相変わらずだね、ホント(笑)」

店の常連はほとんどがあの頃の仲間で

『ほら、行くぞ。』

《相変わらずのシスコン(笑)じゃ、またね～》

Aとは顔見知り。