Liar Smile！１ (ページ27)

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9-3 (you) 蘇る恐怖ページ27

数分後･･････

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(凄い･･････あの人数を･･･二人で･･････ ; ; ; )

《クソッ･･････このままで済むと思うなよ！》

「ご勝手に。」

クォンジヨンがＤ組の頭なのは
これで納得出来る。

圧倒的な強さ。

ヤ『お前さ～、俺を盾にしたろ･･･さっき。』

「ヤンゲンが丁度いい位置にいたからな。にしても･･････痛ぇな、ったく･･･人数多い癖にやる事が汚ぇし。おい！」

「へ？」

「まだ･･････立てないとか言わねぇよな。」

「あ、え、うん･･････大丈夫。」

「なら･･･もう行け。」

「え･･･でも！」

「こんな所に教師が来たら困るんじゃねぇの？」

そして･･････

「行けよ。別に恩着せるつもりねぇし。行こうぜ、ヤンゲン。」

人を惹き付ける強い目は
どこか寂し気で優しい目をしていた。

クォンジヨンより
大きいヤンゲンという男の肩を抱き

(自分だって･･････怪我してる癖に。)

歩き始めた背中に背を向け
反対方向に歩き出したのに

「っ･･････」

ガシッ！

「･･････何？」

私はその背中を追って、腕を掴み

「アンタなんか･･････嫌いだけど･･････助けられたのに逃げるなんて･･･嫌なの。手当てくらい･･･する。」

「･･････ふーん。惚れた？」

「違う！調子に乗らないでよ！」

フッと鼻で笑う姿に

何故か、胸がギュッと音を立てて

熱くなったんだ。