親友 (YB side) ページ45
俺を副社長に任命した･･･と
ジヨンは当たり前の様に言ったんだ。
『でもっ、会長が許しても何を言われるか･･････他の『他の奴らにか？』
俺の言葉にジヨンはそう言って
またあの真っ暗な闇を瞳に映す。
数々の後継者候補からは･･････
ジヨンに敵意を向ける人が多かった。
それが会長の愛人の子供だったお父さんから
受け継いだものだった。
ジヨンは異端児扱いされ
会長に可愛がられているのを
よく思わない親族達。
ジ『あんな低能な奴らより、よっぽどお前のが仕事出来るよ。それに･･････文句は言わせない。それだけの事はしてきてるつもりだ。』
ジヨンは･････････
彼らから奪いたかったんだ。
この会社の･･･クォン家の全てを
奪い取る為にこの道を選んだ。
そうなんでしょ、ジヨン？
『･････････分かった。でも条件が一つあるんだ。』
ジ『条件？給料は今よりはやるよ。hh 』
『いつか･･････ジヨンが本当に欲しいものが出来たら･･･一番に優先してね。』
俺の言葉にジヨンは少し驚いた顔をして
ジ『なんだそれ･･･欲しいもんなんかねぇよ。』
そう言って悲しそうに笑ったんだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「じゃあクォン社長は･･････ご両親を奪ったクォン家からグループを奪う為に･･････跡継ぎ争いに加わって、この結婚も･･･その為に？」
俺はジヨンの両親の事。
ジヨンがどうして社長になったのか･･･
それを彼女に話した。
『確かにこの結婚はジヨンにとって、これから先を左右する大切な決断だった。でもね？最近、貴方の話をするジヨンを見てるのが嬉しかったんだ。』
「私の話･･････ですか？」
『面倒くさそうにしながらも、楽しそうに見えたからね。だからと言って高科さんにジヨンと離婚しないでって言いたい訳じゃないよ？そこは･･･きちんと自分の未来を考えて欲しいし、貸し借りなしでね？』
俺の言葉に彼女は少し考えるように黙り
「一つだけ･･････聞いてもいいですか？」
そう言って俺の目を真っ直ぐ見つめる。
その目は少し･･･ジヨンと似ている気がした。
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Miii(プロフ) - gouodさん» 初めまして！コメントありがとうございます！とある漫画のパロディーなんですが、こんなジヨン氏もアリかもと書き始めました＼(^^)／楽しんで頂けたら嬉しいです☆更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(ﾉ´▽｀)ﾉ♪ (2016年5月22日 12時) (
レス) id: 0e2ce82ac8 (このIDを非表示/違反報告)
gouod(プロフ) - 初めまして！社長という設定が新鮮で面白いです！！続きも楽しみにしていますね^ ^ (2016年5月21日 21時) (レス) id: c2d7a9bde1 (このIDを非表示/違反報告)
Miii(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます＼(^^)／頑張って更新していきますので今後も読んで頂けたら嬉しいです☆ (2016年5月21日 13時) (レス) id: 0e2ce82ac8 (このIDを非表示/違反報告)
Miii(プロフ) - ちゃぁさん» ありがとうございます！MiiiはどＳの男性が好みである漫画のパロディーに挑戦しました＼(^^)／今後もお楽しみ頂けたら嬉しいです！ (2016年5月21日 13時) (レス) id: 0e2ce82ac8 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 凄いです！早く続きがみたいです！頑張ってください！ (2016年5月19日 20時) (レス) id: 803f929214 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Miii
| 作成日時：2016年5月10日 20時
