碧落（T.A）リクエスト ページ1
今日もまた青空の下、代表合宿が始まる。
ミンミンと煩く鳴くセミたちと一緒に声を張りながら練習試合が行われる。
上を向くと青々とした大空がいつもより近く感じて太陽の光で目がチカチカした。
「痛！」
ドンと、
誰かとぶつかる。
やべ、試合中なのによそ見してるのバレちゃう。
「ごめん碧！」
「大丈夫、大丈夫！」
押し倒してしまったのはどうやら碧で、
バッと手を差し伸べ起き上がらせる。
「ごめんねー」
「暑いからってよそ見すんなよ笑」
はい、すみません。
ご最もです。
「ちょっとAストップしてー」
練習が終わりバスへ向かう途中、
後ろから碧が走ってくるのが見えたので追いつくまで待ってやる。
「ありがとうA」
「いいえ。今日倒しちゃったから一日優しくしてやる笑」
二人で肩を組み日が暮れて暗くなる道を歩く。
「もうヘトヘトで歩きたくないからおぶってよ」
「やだやだ俺もヘトヘトなの」
「えー、優しくしてくれるんじゃなかったの」
「もう忘れた」
そう2人でジメッと歩いていると、
横の林の中からバサバサと無数の鳥たちがものすごい音で飛び立つ。
「うわ！鳥ムリ」
「え！俺もムリだよ！」
2人ぎゅっと縮こまって、前にいる滉くんたちの方へ駆け出す。
「嫌！怖い」
「滉くん助けて！」
滉くんの後ろに引っ付いて歩く。
「二人でくっつかれたら俺歩きずらいよ」
ごめんごめん、
碧がビビすぎて滉くんにくっつきすぎだから必死に剥がしてるの。
「お前らなんか双子みたいだな笑」
そのやり取りを見ていた佑都くんが手を叩いて笑う。
「うわ！それよく言われるんですけど」
同い年で小さい頃から一緒にサッカーをやっているためか、言動がなぜか似てきてしまう。
「双子だったらAの顔じゃなくて俺の顔に似せてね」
「え？そんなの嫌だね。俺の顔に似てよ」
Aの顔は甘ったるい顔してるから毎日見てたら胃もたれしそうと言う碧。
毎回俺の顔を見てそんなこと思ってたわけ？
酷い！
→
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かんざき(プロフ) - さとうさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます。奥さんに内緒でみんな恋愛させてます笑笑 (8月1日 23時) (
レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
さとう - 純也くんの奥さんがいるのに秘密な恋をしてる感じ…いい！ (8月1日 20時) (レス) @page16 id: 49f8a58ef1 (このIDを非表示/違反報告)
かんざき(プロフ) - 🫨🫨🫨さん» ほんとですかああ！！読み返して貰えてたなんて嬉しすぎます！！ちょうどキリが良かったのでここで完結したんですがまたいい話が思いつきましたら書かせてもらおうと考えています笑。このようなコメント本当に励みになります！！！ありがとうがございます！！！ (2023年4月23日 1時) (レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
🫨🫨🫨 - うわああああ！！良かったです！！ほんっとうに自分好みの小説すぎました、、、！暇さえあれば読み返しあさる、という行為を何度したことか、、、！！終わってしまうのは残念ですが、またこのような作品を作ってくれるよう期待しています！もっと見たい！！ (2023年4月22日 23時) (レス) @page23 id: b6179e7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
かんざき(プロフ) - 🫨さん» コメントありがとうございます！そう言って頂きとても嬉しいです。更新喜んでもらうためにも頑張りたいと思います🫶🏻🫶🏻 (2023年4月2日 18時) (レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんざき | 作成日時：2023年1月29日 19時
