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今の今まで泣いていたのだろうか、
少し滉くんの目が赤く充血してるのが見えた。
「大丈夫、大丈夫」
「うん」
滉くんは俺の顔を伺うように笑った。
滉くんの中で気持ちの整理が着くのに少し時間がかかったんだろうな。
「歩ける？」
「Aの隣座りたい」
そう滉くんはゆっくりとソファーに腰掛けた。
「ごめんね」
申し訳なさそうに俯く。
「なにがごめんなの？」
俺は滉くんがなんで誤っているのか理解できなかった。
「この怪我、ワールドカップギリ間に合わないかも。Aと一緒に出るって約束したのに。」
こんなにも弱気な滉くん初めてだ。
「謝んないでよ滉くんらしくない。」
滉くんと長く一緒にいるけど怪我したところなんて1度も見たことがなかった。
だから滉くん自身も不安なのだろうか。
「絶対間に合うし、絶対2人揃ってワールドカップ出るから」
滉くんの痛みを理解できるのは俺だけしかいない。
「滉くんのためなら何でもするし車も出す。だから弱気になんてならないでよ。」
「そうだよね。ありがとうA」
ぎゅっと抱きしめられる。
あんなに大きかった背中が今は小さく弱々しい。
滉くんは俺の理解者だし、
俺は滉くんの理解者だ。
「なんとかなる。大丈夫」
そう2人で支え合ってきたんだ。
俺も滉くんを受け入れるように背中に腕を回した。
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かんざき(プロフ) - さとうさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます。奥さんに内緒でみんな恋愛させてます笑笑 (8月1日 23時) (
レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
さとう - 純也くんの奥さんがいるのに秘密な恋をしてる感じ…いい！ (8月1日 20時) (レス) @page16 id: 49f8a58ef1 (このIDを非表示/違反報告)
かんざき(プロフ) - 🫨🫨🫨さん» ほんとですかああ！！読み返して貰えてたなんて嬉しすぎます！！ちょうどキリが良かったのでここで完結したんですがまたいい話が思いつきましたら書かせてもらおうと考えています笑。このようなコメント本当に励みになります！！！ありがとうがございます！！！ (2023年4月23日 1時) (レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
🫨🫨🫨 - うわああああ！！良かったです！！ほんっとうに自分好みの小説すぎました、、、！暇さえあれば読み返しあさる、という行為を何度したことか、、、！！終わってしまうのは残念ですが、またこのような作品を作ってくれるよう期待しています！もっと見たい！！ (2023年4月22日 23時) (レス) @page23 id: b6179e7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
かんざき(プロフ) - 🫨さん» コメントありがとうございます！そう言って頂きとても嬉しいです。更新喜んでもらうためにも頑張りたいと思います🫶🏻🫶🏻 (2023年4月2日 18時) (レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんざき | 作成日時：2023年1月29日 19時
