乱れ怠り花腐る。 (ページ2)

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慈しみページ2

散々私を殴っておいて、なんて薄情な男。
赦しを乞うように床に頭を擦り付け
女同然にむせび泣く。

『ごめんなさい』

ひどく滑稽で嘲笑えたわ。
何時もは蹂躪して踏みにじる癖に。
でも、その行動が私の母性を擽るのねどうしても彼に対する罪の意識が薄れてしまう。だって可哀想だもの。
愛しているんだもの。
(これじゃまるで赦してやらない私が悪者じゃない。)
この時点で、私が駄目女ってことは
自覚してる。愚かな男に寄り添う、可哀想な女。いや、それを赦してしまう醜い女。

彼の頭に掌を乗せ幼児をあやすように撫で回す。すると彼はいつも通り私を抱き締めて『もうしないようにするから』と約束してくれる。
それに応えて、『ありがとう』と返す

約束が守られることは無いけど。
ただ、最近解ってきたことがある。
彼が私のことを必要としてくれてる私がいないと生きていける保障はない。(私だけ見てよ)
そんな、優越感に浸り続けたい。だけ

これが日常。

(嗚呼、安心する。)
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うへー短くなってしまった！
比較的、普通の恋愛だと思いますよ…………持ちつ持たれつ？。こういう彼氏さんが女々しいところ好きです。(個人的に)というか、必死こいてる彼女さんも女らしくて可愛いです(切実) 愛してるとか、好きとかで片付けられないってあるじゃないですか…………私は少し違いますね……愛してるとか、好きとかが最終的には自分が思っていることにぴったりあてはまってるから長い長い思いをつたえるよりもその一言で定まるんだと思います……(あとがき長く長～くなってしまってごめんなさい……)