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Aside
昨日はグルちゃんとお見舞いに行った。
優しく頭を撫でて、話しかけてたけど、...普段からそうしてくれるなら嬉しいんやけど。
...そんな事も言えないまま、俺は弱くて。
今日、学校に行けば問いつめられて、怒られた。
言わないけど、信用出来るか不安だったから。
『...ごめんね。』
ボソリと呟いた。
何か言ったか、とシッマとゾムがこっちを見る。
二人は一緒にお見舞いに来てくれて、病院を歩いてるとこや。
...何もないで。とか隠して病室に入れば、無機質な部屋に迎えられる。
そこに寝ているうみは、相変わらず起きる様子は無くて。
『...鬱、シッマとゾムが来たで。』
軽く微笑んで頭を撫でた。
シッマとゾムは痛々しい姿を見てか、顔を軽く顰めてる。
zm「...だいせんせ、Aな、お前んこと教えてくれへんかったんよ。...来るの遅れてごめんな。」
kn「...お前らしくないわ。はよ起きて、ゲームするで。」
二人とも、優しくうみを見ていて、一言言えば後ろに下がった。
その後、少し話して、二人は先に帰ると病室を出て行った。
『...うみ、大丈夫や。思っていたより、うみは愛されてるからな。』
...はよ、起きてぇや。
起きたらさ、海とか行こーや。
夏やで。みんなでキャンプもええなぁ。
あ、山もええかもね。
...俺な、言わんけど、寂しいんやで。
ホンマに、無事で起きろや。
がた、と音を立て、立ち上がる。
『帰るな、』
と、呟いて、ドアに手をかける。
出ようとしたその刹那、静かな病室で、ベッドが軋む音がした。
手を止め、ゆっくりと振り向く。
薄く目を開けて、手を伸ばすうみ。
...帰って、きた？
少し驚いて固まってて、ハッとして微笑んだ。
『...おはよ、鬱。遅い目覚めやね。ホント、』
掠れた声で、うんと答えてくれる。
『...人呼んで来るから、待っててな。』
病室を出て、受付みたいなとこまで走る。
俺に気付いたナースさんがどうしました？と尋ねてきた。
『...弟が、目覚めました。』
病室は...と教えて、部屋に来てもらった。
その後、軽く検診を受けて、異常がないか確かめた。
心配されてた記憶障害もなく、怪我以外は健康だと言って貰えた。
...本当に、無事で良かった。
たった一人の弟で家族なんや。
もう、こんな事は起こさせへんから。
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ゆとは(プロフ) - 苺華さん» へ、泣かんでください...？まだ続き書くんで、涙は最後に残してください...。(？) (2019年10月5日 7時) (
レス) id: f7fb952562 (このIDを非表示/違反報告)
苺華 - やばい、、泣きそう笑 (2019年10月4日 23時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとは(プロフ) - 紗柿さん» え、純粋に嬉しいです。僕自身、語彙力が足らないのに、そう言って頂けるととても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年7月7日 18時) (レス) id: 3a54a8b465 (このIDを非表示/違反報告)
紗柿(プロフ) - 作者様の選ばれる言葉とか表現が好きです！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2019年7月7日 18時) (レス) id: 1a7abc7277 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとは(プロフ) - 雪うさぎ@国民同盟/新垢さん» ん？？？あの、ありがとうございます！主が無能系は確かに多いっすね。いや、でも、ふと思ったんすよ。...両方実は有能にしてしまえば？と(語彙力)コメントありがとうございます！ (2019年7月6日 21時) (レス) id: 3a54a8b465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆとは | 作成日時：2019年6月28日 21時
