m’aider ページ12
｢なによりその少女は、平和ボケしすぎていました。あの島は比較的安全とはいえ人攫いも横行している島。あまりにも無防備がすぎました。赤髪の船に乗り、守られ続けていたとすれば、少女の危機感が一般人より低いのも納得がいくのではないかと｣
｢ふむ…｣
世は大航海時代、海賊が蔓延り金品などの強奪から人攫いまでなんでもあり。そんな時代なため一般人には比較的に危機感が通常でも見受けられる。いつどこで銃声が鳴るか分からない、もしかすると命を落とすのは自分かもしれない、明日我が子は自分の腕の中に居ないかもしれないと。少女にはその危機感がなくただひたすら、暑い赤髪はどこに行ったんだと天を仰いでいたという。悪の芽は早めにつんでおく必要がある。
｢これがその少女の写真です｣
青雉は少女の写真をセンゴクに渡す。一体いつ撮ったのかは謎である。
センゴクはその写真を受け取り難しい顔をしていた。
｢分かった。この件は一度私が預かる。青雉、業務へ戻れ｣
センゴクは青雉へ告げる。青雉は敬礼をし部屋から出ていく。
｢センゴク、どうするんじゃ？｣
｢至急手配書を…と言いたいところだが……｣
写真に写る少女があまりにも幼くあどけなく、とても海賊と関わりがあるようには思えなかった。なによりこの世界では見かけない顔立ちだった。もしかすると、この少女は我々が思っている以上に厄介な存在なのではないか…？そう思うと手配書を出さなくてはならない。しかしあまりにも写真から受け取れるオーラが善人そのもの。
センゴクは1度目を瞑り、ゆっくりと瞼を上げる
｢…手配書を出すぞ。生け捕りのみだ、話を聞かなくてはならん｣
こうして少女の預かり知らぬところで手配書が発行された
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社畜 - 声出して笑ってしまいました！更新頑張ってください！ (2022年8月29日 16時) (
レス) @page13 id: 42d64bb9b9 (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新何時でも待ってます！ (2022年6月13日 21時) (レス) @page8 id: 028e45f827 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！更新頑張ってください！！ (2022年3月23日 3時) (レス) @page8 id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
爆笑 - 最高に面白いです！！電車の中でニヤニヤ笑ってしまうくらい面白かったです！更新、待ってます (2021年8月9日 0時) (レス) id: 2887e687a3 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - めちゃ好きです…！更新されるのを楽しみに待ってます！応援させていただきます。更新頑張ってください！ (2021年6月15日 18時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kantou04101 | 作成日時：2021年6月5日 14時
