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何とか山頂まで辿り着くと、1人の召喚士が祭壇の前にいた。
タカヒロ『ストップ、ここから先は入られへんねん。』
一見ロープで囲まれているだけのように見えるが、召喚士以外がそこを越えようとすると弾き飛ばされてしまうらしい。
暫く様子を伺っていると、召喚士は振り返った。
あれは、淳太君……。
タカヒロ『ジュンタ、終わったん？』
ジュンタ『おう。』
俺たちがいることを全く気にしていない。
終わったって事は特別召喚を習得したのだろう。
当たり前のように真っ直ぐこちらに歩いて来る。
ジュンタ『俺はジュンタ。見ての通り召喚士。』
ジュンタがダイキの探し人なんだろうか。
召喚士って事はその可能性は高い。
何より″ とても重要な事を成し遂げようとしている″という事に当てはまる。
でも、もしジュンタがダイキの探し人だとしたら、一緒にいるタカヒロが俺の生き別れた兄という事にもなる。
まぁ、真相はダイキに聞かないとわからないが。
ノゾム『お願いです！姉を助けて下さい！』
悲痛な叫びに我にかえると、ジュンタは苦笑いしている。
ジュンタ『こんな所ではあれやし、町まで戻ろか。』
町まで帰る道中、ジュンタにダイキの事を聞いてみたが知らないとの事だった。
ノゾムのように一方的に探しているだけなのかもしれない。
宿に戻りダイキに声をかけると、体はまだ動かないみたいで顔だけこちらを向く。
『ダイキ、この人は召喚士のジュンタ。ジュンタがダイキの探し人？』
目を見張り、驚くダイキ。
ダイキ『そうや。……やっと見つけた。』
そう言ってニッコリ笑った。
酒場に移動した俺たちは、ジュンタとタカヒロにノゾムの話を聞いてもらった。
快く了承してくれたが、今のこの召喚士狩りの状況で今すぐに戻る事は出来ないと言われた。
しかし、この状況が落ち着けば、ノゾムの姉を助けてくれる事を約束した。
次は俺の番……。
タカヒロの目をジッと見つめた。
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かんた(プロフ) - ゆさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！感想とても嬉しいです！恐縮です＞＜ 新作の構想はもうできてるので、また投稿した際はぜひよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (
レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
かんた(プロフ) - アップルパイさん» ご丁寧にありがとうございます！感想とても嬉しいです！またボチボチ投稿していきますので、今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！いつも更新楽しみにしておりました。このあと緑さん自身や彼の人間関係がどうなるのかとても気になりますが、こういうメリバ風味な作品大好きです！作者様の文才にただただ感服です。新作も楽しみにしております^^ (2021年1月26日 17時) (レス) id: c2197c2c66 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 完結おめでとうございます!!お話、面白かったです！このお話のおかげ(?)で神ちゃんが狂っていくお話が好きになりました!!まさかの完結でびっくりしたのですが満足でした！(上から目線すみません)もし新作のお話を作られたら絶対見ますね!これからも頑張ってください!!! (2021年1月26日 15時) (レス) id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんた | 作成日時：2020年12月16日 15時
