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無事にダイキとも合流し、俺にとっては初めての町から外の世界への旅立ち。
不安も勿論ある。
が、それよりもバーチャルではあるが見知った流星としげと冒険に出れる事の嬉しさの大きさの方が勝っている。
もしもこの2人と本当に旅をしたら、こんな感じなんかな。
そう思うとニヤニヤしてしまう。
リュウセイ『行こか。』
俺は町の外へと一歩踏み出した。
町を出て目指すは隣町。
とは言っても旅人が言っていたように、そこへ行くにはこの森を抜けて行かなければならない。
けもの道を歩きながら考えるのは俺の"兄"の存在。
サークルのメンバーで考えると照史君、淳太君、�陲舛磴鵑論菁擇任發△蠅�兄ちゃん的存在だ。
きっとこの3人の中の誰かが俺の"兄"として登場するんだろう。
この中だったら俺にとって一番お兄ちゃんっぽいのは……。
ダイキ『魔物や！』
俺の考え事を断ち切ったのは2匹の魔物だった。
まるで狼のような風貌のその魔物は、よだれを垂らしつつ俺たちに鋭い牙を向けている。
リュウセイ『戦闘開始や！』
初めてのバトルが始まった。
まずはシーフの俺が先陣を切って攻撃を仕掛ける。
1匹の魔物にナイフを突き立てるが、そこまでのダメージは与えられていない様子。
次にダイキが強烈なパンチをお見舞いする。
ふらつくぐらいにはダメージを与えられたところに、リュウセイの氷魔法が2匹に命中し、弱っていた方の魔物は地面に倒れた。
後1匹。
しかし魔物もやられっぱなしではない。
ダイキの剥き出しの腕にガブリと噛みつく。
俺は咄嗟に噛みついた頭目掛けてナイフを振り下ろして叫んだ。
『リュウセイ！回復魔法！』
リュウセイ『俺、黒魔導師！』
『『はぁ？』』
まさかのまさか、ここにきて黒魔導師発言。
回復役がおらんとなると、早い事片をつけないと。
体制を整えている間にダイキは空いている足で魔物を蹴り上げる。
すると急所に入ったのか、魔物はピクリとも動かなくなった。
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かんた(プロフ) - ゆさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！感想とても嬉しいです！恐縮です＞＜ 新作の構想はもうできてるので、また投稿した際はぜひよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (
レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
かんた(プロフ) - アップルパイさん» ご丁寧にありがとうございます！感想とても嬉しいです！またボチボチ投稿していきますので、今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！いつも更新楽しみにしておりました。このあと緑さん自身や彼の人間関係がどうなるのかとても気になりますが、こういうメリバ風味な作品大好きです！作者様の文才にただただ感服です。新作も楽しみにしております^^ (2021年1月26日 17時) (レス) id: c2197c2c66 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 完結おめでとうございます!!お話、面白かったです！このお話のおかげ(?)で神ちゃんが狂っていくお話が好きになりました!!まさかの完結でびっくりしたのですが満足でした！(上から目線すみません)もし新作のお話を作られたら絶対見ますね!これからも頑張ってください!!! (2021年1月26日 15時) (レス) id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんた | 作成日時：2020年12月16日 15時
