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そう言えば、ダイキは何で俺と一緒に行動してるんやろう。
何か目的があったんなら付き合わせて申し訳ない。
『ダイキは、何で俺と一緒に行ってくれるん？』
占い師がいるという民家に向かいながら、ダイキに疑問をぶつける。
すると、豆鉄砲を食らったような顔でこちらを見た。
ダイキ『ああ……、実は人を探しててな。それで旅をしてるんやけど、この世界じゃ魔物も出るし1人じゃリスクが大きすぎるやろ？やからトモが良ければ一緒にパーティ組ませてもらわれへんかなって思って。』
そう言うことね。
ゲーム開始早々パーティ組めるのめっちゃ胸熱やん！
しかもしげやし。
めっちゃ良いスタートやん。
『そうなんや。俺でいいなら……よろしく！』
そう言うと、ニカっと歯を見せて笑うダイキ。
ああ、めっちゃしげやななんて思う。
ダイキ『んで、トモの職業は何なん？まぁ大体予想つくけどな。(笑)』
俺は黒のフード付きパーカーに黒のズボン。
そして緑のグローブを手に付けている。
『シーフやで。』
俺が答えると、「職業被ってなくて良かったわ〜」なんてのん気に言う。
まぁ確かに職業被ってたらパーティ組む必要ないもんな。
と、考えている間に占い師の家に着いたようで、ダイキが立ち止まった。
ダイキ『よっしゃ行こか。』
『有益な情報得れたらいいなぁ。』
家にお邪魔すると、奥の部屋に占い師はいた。
フードを被っている為に顔はよくわからない。
話しかけると目の前にある椅子に座るようにと言われて素直に従った。
声は低い男のようだ。
ダイキ『探し人の居場所を知りたい。』
占い師は沈黙のまま、目の前のタロットを裁いていく。
そして1枚のカードを見て動きを止めた。
占い師『……あなたの探し人はとても危険な場所にいます。でも1人じゃない。』
それを聞いてピクっと反応するダイキ。
大事な人なんやろうか。
占い師『その人はとても重要な事を成し遂げようとしている。それは、この世界の平和に関わります。』
え、ダイキの探し人はそんな重要な事してるんや……。
そして占い師は突然立ち上がって言った。
占い師『俺も一緒に行きましょう。』
その言葉に驚きを隠せない俺とダイキ。
すると占い師は被っていたフードを取った。
占い師『俺はリュウセイ。魔導師です。よろしく。』
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かんた(プロフ) - ゆさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！感想とても嬉しいです！恐縮です＞＜ 新作の構想はもうできてるので、また投稿した際はぜひよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (
レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
かんた(プロフ) - アップルパイさん» ご丁寧にありがとうございます！感想とても嬉しいです！またボチボチ投稿していきますので、今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！いつも更新楽しみにしておりました。このあと緑さん自身や彼の人間関係がどうなるのかとても気になりますが、こういうメリバ風味な作品大好きです！作者様の文才にただただ感服です。新作も楽しみにしております^^ (2021年1月26日 17時) (レス) id: c2197c2c66 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 完結おめでとうございます!!お話、面白かったです！このお話のおかげ(?)で神ちゃんが狂っていくお話が好きになりました!!まさかの完結でびっくりしたのですが満足でした！(上から目線すみません)もし新作のお話を作られたら絶対見ますね!これからも頑張ってください!!! (2021年1月26日 15時) (レス) id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんた | 作成日時：2020年12月16日 15時
