暗殺少女、審神者になる。【刀剣乱舞×暗殺教室】

三十五振り目 加州side ページ35

いつものように、夕餉を食べ終わってから主の部屋に行った








俺は主が死んでからずっと通っている









言っても誰もいない部屋に









だけど今日は違った











あの審神者が居たのだ









それも主の机を漁った後がある









俺はカッとなって腰に手を伸ばすが今は内番服なので刀を持っていなかった









その隙にその審神者は俺の横を通り抜ける









逃がすかッ！









変わった服装の審神者のフードの部分を掴む









加州「捕まえたｯ！って ！？」









フードを引っ張り審神者の顔をみる、と言っても、変な布してるから顔はわかんないんだけど








主はこんな布してなかったし、






この子の前の男の糞審神者もこんな布してたし...









これなんなんだよ...









そんなことを考えながら審神者見えない顔をみる









え....









貴方「離せっ...！」









___ﾊﾟｯ









離せと言われなぜか離してしまった









多分、








布の隙間からみえた頬あたりに涙のあとがあったからだ









貴方「え...」









ふ抜けた声をして俺の顔をみる審神者









しかし、こんのすけに呼ばれ俺のほうを一度みて去っていった









あの子、なんで泣いてなんか...









それにあんなノート主の机にあったっけ？









大事そうに抱えてたけど...








いったい...









俺はそんなことを考えながら主の部屋に入る









加州「？」









審神者が座ってた場所に落ちている緑色のナイフ









なにこれ








短刀より短い









あの審神者のか...？









拾って刃を触ってみると









ｸﾞﾆｮﾝ









加州「うわぁ！」









キモッ！！







なにこれ！？









なんでナイフがこんなぐにゃぐにゃなの！？









俺は数分考えて混んでいたが









考えても拉致があかないと思いその奇妙なナイフを懐にしまい部屋を出た

三十六振り目→←三十四振り目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す