暗殺少女、審神者になる。【刀剣乱舞×暗殺教室】

二十一振り目 乱side ページ22

貴方「くっ....！」






こんのすけ「シキ様！！！」





こんのすけが審神者を心配し、叫ぶ








てゆうかこの審神者、





わざと薬研の攻撃を受けた...？









斬りつけられた左腕が赤く染まる









薬研「お前！」







薬研もわざと避けなかったのがわかったらしく、それ以上攻撃しようとはしなかった









___ﾆｨｯ









乱「！？」







少しだけ見えた審神者の顔






口元だけだったけど口角は上がっていた









乱「薬研！そいつから離れて！！」






薬研が危ない、そう思って叫んだが遅かった









薬研が怯んでいる隙に審神者は薬研の服を後ろに引っ張り、審神者が薬研に馬乗りになるような体制になった








薬研「てめっ...！」







貴方「ッ、思ったより痛かった...」









そうボソッと呟きながら審神者は薬研本体に手を伸ばす







！









乱「やめて！！！！」









折られる、








薬研が折られてしまうっ！






嫌だ！そんなの絶対嫌だ！！！








乱「僕なんでもするからっ！！！お願いします！！！！








折らないでッッ！！！」












次の瞬間、









目の前が明るくなった









、








乱「え...？」









、





貴方「何言ってんの、」









目の前には審神者、






その後ろには眠っている薬研









乱「薬研、は...？」







薬研はどうなってるの？









折れて、ないよね？









ﾊﾞｯ







乱「ねぇ！薬研！薬研は！！？」









貴方「アイツ薬研ってゆーのか...」





乱「ねぇ！お願いだから僕の質問に答えて！！」









貴方「答えなくてもわかんだろ」





、






乱「...え？」







貴方「自分の姿と薬研の姿、ちゃんと見てみろよ」









乱「...」






僕は自分の姿を確認する






あれ...？






僕の服、もっとボロボロだったよね？





髪ももっとボサボサだったのに...








僕、








乱「手入れされたの...？」









貴方「そ、薬研は手入れしたらなんか寝た。よっぽど疲れ溜まってたんだろーな。お前は眠くないのか？」







乱「僕は、そんなに...」






貴方「あっそ。」









それだけ言うともう興味なさそうに部屋の奥にいく審神者








乱「...」








いったい、この人...

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