プロセカ体調不良、弱り系話

朝比奈まふゆ　ストレス ページ13

奏side

25時になって、私はパソコンを光らせる

『みんな、来てる？』
『ボクはいるよ〜』
『私もいる』
『…私も』
『よかった。みんないるようだね』

早速、この前完成した新曲を聞いてもらって、色々アドバイスをもらう
『ここって、少し間を空ける方がいいんじゃない？』
『そうだね…雪。これはどう思う？』
『…』
『雪？』
いつもなら、色々言ってくれる雪が、一言も喋らない
まだ作業してるのかな、なんて思って、私は別の曲のデモに取り掛かった

…

『ふー。みんな、お疲れ様！』
何時間か経った時、Amiaの声がした

『そろそろ終わりにしよっか』
『あ、なら、今作ったデモを聞いて欲しい』
『いいよ〜』

私は早速、できたばかりのデモを流す


『綺麗なメロディだし、小さなピアノの音がいいんじゃない？』
『たしかに…雪はどう思う？』
『…』
また、雪に問いかける

でも、また声がしない
『あれ？どうしたんだろう。おーい、雪〜？』
『…っ……何』
Amiaが問いかけると、やっと雪の声が聞こえる

でも、少しだけ疲れているような声だった
『雪。大丈夫？この後学校だし、休んどいたら？』
『…いい。みんなの声が聞こえなかっただけ』

強がるような事を言われても、疲れている声で言われては説得力がない
でも、今の雪に何を言っても無駄だろう

私は、新曲のデモについて雪には聞かずに、そのまま終わりにした

『バイバ〜イ』
『ふぁ……眠い…』
『うん。また25時に』
『…』

各自落ちていき、みんながいなくなった

それにしても、雪……まふゆは大丈夫かな
この後学校もあるし、少し不安だな…

また、前みたいに倒れないといいけど

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